OpenSSL に暗号鍵と初期化ベクトルの長さに関する処理の問題 | ScanNetSecurity
2026.01.31(土)

OpenSSL に暗号鍵と初期化ベクトルの長さに関する処理の問題

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月25日、OpenSSLにおける暗号鍵と初期化ベクトルの長さに関する処理の問題について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月25日、OpenSSLにおける暗号鍵と初期化ベクトルの長さに関する処理の問題について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

OpenSSL 3.1
OpenSSL 3.0

 OpenSSLには、鍵とIV(Initialization Vector)の長さに関する処理に問題があり、一部の共通鍵暗号の初期化時に切り捨てやオーバーフローが発生する可能性があり、鍵やIVの切り捨てが機密性の損失につながったり、オーバーフローによって不正な結果を生成しメモリ例外を引き起こす可能性がある。

 OpenSSLのEVP_EncryptInit_ex2()、 EVP_DecryptInit_ex2()、EVP_CipherInit_ex2()を呼び出す場合に、鍵とIVが確立された後に、提供されたOSSL_PARAM配列が処理されるが、OSSL_PARAM 配列内で、keylenパラメータやivlenパラメータによって鍵の長さやIVの長さを変更しても、意図したとおりに反映されない。

 RC2、RC4、RC5、CCM、GCM、OCBの暗号および暗号化モードが本脆弱性の影響を受ける。

 OpenSSL Projectでは、本脆弱性を修正した下記のバージョンがリリースしている。

OpenSSL 3.0.12
OpenSSL 3.1.4

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

    通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

  2. 今日もどこかで情報漏えい 第43回「2025年11月の情報漏えい」飲酒して路上で寝ていられる治安の良さ

    今日もどこかで情報漏えい 第43回「2025年11月の情報漏えい」飲酒して路上で寝ていられる治安の良さ

  3. 人気米Youtuberが約4億円で購入した「ポケモンカード」、包装に改ざん跡

    人気米Youtuberが約4億円で購入した「ポケモンカード」、包装に改ざん跡

  4. ペネトレーションテスターが業務中に逮捕される、“信じられないほどの不手際が重なった” のか(The Register)

    ペネトレーションテスターが業務中に逮捕される、“信じられないほどの不手際が重なった” のか(The Register)

  5. 生活保護システムを操作し過大支給となった保護費の清算情報を消除、減給2か月の懲戒処分に

    生活保護システムを操作し過大支給となった保護費の清算情報を消除、減給2か月の懲戒処分に

ランキングをもっと見る
PageTop