国交省の電子納品関連システムにXXEの脆弱性、任意のファイルを読み取られる可能性 | ScanNetSecurity
2026.05.16(土)

国交省の電子納品関連システムにXXEの脆弱性、任意のファイルを読み取られる可能性

IPAおよびJPCERT/CCは、国土交通省が提供する「電子納品チェックシステム」および「電子納品物検査支援システム」に脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月23日、国土交通省が提供する「電子納品チェックシステム」および「電子納品物検査支援システム」に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。日本電気株式会社の外山拓氏、岩川健人氏、およびNECフィールディング株式会社の河内愛実氏によりIPAに報告された。

 国土交通省が提供する「電子納品チェックシステム」および「電子納品物検査支援システム」には、XML外部実体参照(XXE)に関する脆弱性(CVE-2024-21765)が存在する。CVSS v3による基本値は2.5。影響を受けるシステムは次の通り。

・電子納品チェックシステム(土木)Ver.18.1.0 およびそれ以前
・電子納品チェックシステム(電通)Ver.12.1.0 およびそれ以前
・電子納品チェックシステム(機械)Ver.10.1.0 およびそれ以前
・電子納品物検査支援システム Ver.4.0.31 およびそれ以前

 この脆弱性が悪用されると、細工されたXMLファイルを当該製品に読み込ませることにより、システム内の任意のファイルを読み取られる可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. マネーフォワードが利用する「GitHub」の認証情報が漏えい、リポジトリがコピーされる

    マネーフォワードが利用する「GitHub」の認証情報が漏えい、リポジトリがコピーされる

  2. あいおいニッセイ同和損害保険からの出向者がトヨタ自動車の内部情報を不適切に提供

    あいおいニッセイ同和損害保険からの出向者がトヨタ自動車の内部情報を不適切に提供

  3. 【新技術レポート】標的型メール攻撃に対する新しい防御のしくみ-富士通社員10万人が使う誤送信ソリューションを拡張

    【新技術レポート】標的型メール攻撃に対する新しい防御のしくみ-富士通社員10万人が使う誤送信ソリューションを拡張

  4. 【インタビュー】「日本を守らないと」、標的型サイバー攻撃に取り組む危機感(ソリトンシステムズ)

    【インタビュー】「日本を守らないと」、標的型サイバー攻撃に取り組む危機感(ソリトンシステムズ)

  5. 未承認端末の検出・即時遮断製品と「Firebox」を連携(ウォッチガード、SecuLynx)

    未承認端末の検出・即時遮断製品と「Firebox」を連携(ウォッチガード、SecuLynx)

ランキングをもっと見る
PageTop