エレコム製無線ルータにOSコマンドインジェクションの脆弱性 | ScanNetSecurity
2024.06.28(金)

エレコム製無線ルータにOSコマンドインジェクションの脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月20日、エレコム製無線ルータにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月20日、エレコム製無線ルータにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

WRC-1167GS2-B v1.67およびそれ以前のバージョン
WRC-1167GS2H-B v1.67およびそれ以前のバージョン
WRC-2533GS2-B v1.62およびそれ以前のバージョン
WRC-2533GS2-W v1.62およびそれ以前のバージョン
WRC-2533GS2V-B v1.62およびそれ以前のバージョン

 エレコム株式会社が提供する複数の無線LANルータにはOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在し、当該製品にログインしたユーザから細工されたリクエストを送信された場合、任意のOSコマンドを実行される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 発覚後も繰り返し攻撃が行われる ~ KADOKAWA グループへのランサムウェア攻撃

    発覚後も繰り返し攻撃が行われる ~ KADOKAWA グループへのランサムウェア攻撃

  2. ISOG-J「脆弱性トリアージガイドライン作成の手引き」公開

    ISOG-J「脆弱性トリアージガイドライン作成の手引き」公開

  3. ID リンク・マネージャーおよびFUJITSU Software TIME CREATORに複数の脆弱性

    ID リンク・マネージャーおよびFUJITSU Software TIME CREATORに複数の脆弱性

  4. Google フォームの設定を「誤って認識」イベント参加申込者の個人情報が閲覧可能に

    Google フォームの設定を「誤って認識」イベント参加申込者の個人情報が閲覧可能に

  5. 森永製菓に不正アクセス、役職員等の個人情報漏えいの可能性

    森永製菓に不正アクセス、役職員等の個人情報漏えいの可能性

  6. 綜研化学にランサムウェア攻撃、子会社からも個人情報が流出した可能性

    綜研化学にランサムウェア攻撃、子会社からも個人情報が流出した可能性

  7. Google フォームの設定不十分「松竹歌舞伎会」の個人情報が閲覧可能に

    Google フォームの設定不十分「松竹歌舞伎会」の個人情報が閲覧可能に

  8. 「アルファユニ 公式ショップ」に不正アクセス、1,054名分のカード情報が漏えい

    「アルファユニ 公式ショップ」に不正アクセス、1,054名分のカード情報が漏えい

  9. 大田区の委託先にランサムウェア攻撃、がん検診受診券の画像データが流出した可能性

    大田区の委託先にランサムウェア攻撃、がん検診受診券の画像データが流出した可能性

  10. グリコの基幹システム障害、一部商品出荷を 6 / 25 以降再開

    グリコの基幹システム障害、一部商品出荷を 6 / 25 以降再開

ランキングをもっと見る