Windows TCP/IP のリモートでコードが実行される脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

Windows TCP/IP のリモートでコードが実行される脆弱性

 マイクロソフトは8月13日、Windows TCP/IP のリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2024-38063)について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 マイクロソフトは8月13日、Windows TCP/IP のリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2024-38063)について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

Windows 11, version 24H2

 同脆弱性は、認証されていない攻撃者が特別に細工したパケットを含むIPv6パケットをWindowsマシンに繰り返し送信することで、リモートでコードを実行される可能性がある。同脆弱性は、攻撃条件の複雑さが低く、必要な特権レベルもなく、ユーザー関与レベルもなしとなっており、最大深刻度は緊急となっている。

 なお、Windows 11, version 24H2は、まだ一般には提供されていないが、現在一般公開されている新しいCopilot+デバイスにインストールされている。

 同脆弱性は、2024年8月のセキュリティ更新プログラムで修正されているが、自動更新プログラムを受信していない場合は更新プログラムをインストールする必要がある。

 マイクロソフトでは緩和策として、ターゲットマシンで IPv6 が無効になっている場合は、システムが影響を受けない旨をアナウンスしている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  2. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  3. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  4. ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

    ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

  5. コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

    コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

ランキングをもっと見る
PageTop