情シス激怒(げきおこ)~ Apple が SSL/TLS 証明書有効期間を短縮提案 | ScanNetSecurity
2026.06.05(金)

情シス激怒(げきおこ)~ Apple が SSL/TLS 証明書有効期間を短縮提案

 安全性を高めるため証明書の最大有効期間は年を追って徐々に短くなってきた。2011 年以前は最長で約 8 年だったものが、2020 年には約 13 ヶ月になった。Apple の提案が受け入れられれば、証明書の最大有効期間は 2025 年 9 月から 200 日に短縮され、その 1 年後には 100 日に、そして 2027 年 4 月以降は 45 日まで短くされる。この提案には、ドメイン認証(DCV)の有効期間を段階的に短縮し、2027 年 9 月以降は 10 日にすることも含まれている。

国際 TheRegister
https://github.com/cabforum/servercert/pull/553/commits/76ca560955babfc4ee5dd32f91bf02180cf5a97c
https://github.com/cabforum/servercert/pull/553/commits/76ca560955babfc4ee5dd32f91bf02180cf5a97c 全 1 枚 拡大写真

 Apple は SSL/TLSセキュリティ証明書の有効期間を、現在の 398 日から、2027 年までにわずか 45 日に短縮したいと考えている。この「悪夢のような」計画に対して、システム管理者たちは非常に強く反発している。

 Reddit でこの提案を嘆く数百件の投稿のうちの 1 つは、次のように述べている。「これは最悪だ。ウチはベンダーに 10 ほどのウェブサイトの管理を任せていて、毎回、手作業で証明書を提供しなければならない。本番とテストの両方で最悪なことになる」

 今後数ヶ月のうちに「認証局ブラウザフォーラム(CA/B Forum)」メンバーの間で投票が行われることになりそうなこの提案は、同フォーラムの秋の会合で Apple によって発表された。

 基本的に、サイト所有者はブラウザに信頼してもらうために、ウェブサイトへの HTTPS 接続などに必要な新しい証明書をより頻繁に差し替えなくてはならなくなる。

 この提案は、Google による同様の動きに続くものだ。Google は TLS サーバー認証サブスクライバー証明書の最大有効期間を、90 日に短縮したいと考えている。


《The Register誌特約記事》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 横浜DeNAベイスターズ日本一優勝パレード2024 支援者情報が漏えいした可能性 ~ CAMPFIRE への不正アクセス

    横浜DeNAベイスターズ日本一優勝パレード2024 支援者情報が漏えいした可能性 ~ CAMPFIRE への不正アクセス

  2. 株式会社SHIFT SECURITY、新会社設立を中止し株式会社SHIFTに吸収合併へ

    株式会社SHIFT SECURITY、新会社設立を中止し株式会社SHIFTに吸収合併へ

  3. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、外部に漏えいした可能性のある個人情報は 207,773 件であることを最終確認

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、外部に漏えいした可能性のある個人情報は 207,773 件であることを最終確認

  4. ランサムウェア被害の情報漏えいで「全米から告訴」~ 法務部長 五年間の法廷闘争戦略

    ランサムウェア被害の情報漏えいで「全米から告訴」~ 法務部長 五年間の法廷闘争戦略

  5. 自分を守る7つの習慣「利用者向けフィッシング詐欺対策ガイドライン 2026年度版」公開

    自分を守る7つの習慣「利用者向けフィッシング詐欺対策ガイドライン 2026年度版」公開

ランキングをもっと見る
PageTop