横浜銀行、DMARC と BIMI に対応 | ScanNetSecurity
2025.12.24(水)

横浜銀行、DMARC と BIMI に対応

 日本プルーフポイント株式会社とデジサート・ジャパン合同会社は11月5日、横浜銀行が両社のフィッシングメール対策ソリューションを導入したと発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向

 日本プルーフポイント株式会社とデジサート・ジャパン合同会社は11月5日、横浜銀行が両社のフィッシングメール対策ソリューションを導入したと発表した。

 横浜銀行が導入したプルーフポイントのProofpoint EFD(Email Fraud Defence)は、メール送信組織がDMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)規格に対応することを支援、偽装しようとするフィッシングメールの送信を防止する。横浜銀行では、プルーフポイントのソリューションを導入することでDMARC対応を完了している。

 また、デジサートが提供する認証マーク証明書でDMARC規格に対応した正規のメールに横浜銀行のロゴを表示することで、消費者は視覚的に銀行からのメールであることを認識できる。

 横浜銀行では今回、なりすましメール対策であるDMARCから消費者保護の視点から視覚的にも区別できるBIMIの実装までを対策開始から約1年で完了している。

 日本プルーフポイント サイバーセキュリティ チーフ エバンジェリストの増田幸美氏は「メールのなりすまし詐欺の手法には、“ドメインのなりすまし”、“表示名詐欺”、“類似ドメインの使用”の3つのタイプがあります。このうち、DMARCを”拒否(Reject)”モードで運用することにより、“ドメインのなりすまし”を防ぐことができます。またBIMIまで導入すると残りの2つのタイプにも大きな効果を発揮します。」とコメントしている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

    元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

  2. バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

    バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

  3. 給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

    給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

  4. ネットワーク機器を経由してサーバに侵入 埼玉県商工会連合会にランサムウェア攻撃

    ネットワーク機器を経由してサーバに侵入 埼玉県商工会連合会にランサムウェア攻撃

  5. 第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

    第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop