複数のブラザー製品に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2026.02.23(月)

複数のブラザー製品に複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月25日、複数のブラザー製品における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月25日、複数のブラザー製品における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Rapid7のStephen Fewer氏が製品開発者へ直接報告を行っている。

 影響を受ける製品は広範囲に及び、影響を受ける製品、モデル番号、バージョンなどの詳細は、各製品開発者が提供する下記URLの情報を参照。

コニカミノルタ株式会社
https://www.konicaminolta.jp/business/support/important/250625_01_01.html

ブラザー工業株式会社
https://support.brother.com/g/s/security/jp/index.html

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
https://www.fujifilm.com/fb/company/news/notice/2025/0625_announce.html

東芝テック株式会社
https://www.toshibatec.co.jp/information/20250625_02.html

株式会社リコー
https://www.ricoh.com/products/security/vulnerabilities/vul?id=ricoh-2025-000007

 ブラザー工業株式会社が提供する複数の製品には、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・認可されていない制御領域への機微なシステム情報の漏えい(CVE-2024-51977)
→特定のポートへのアクセスにより機微な情報が漏えいする

・弱い認証情報の使用(CVE-2024-51978)
→機器固有の情報から初期パスワードを容易に特定される

・スタックベースのバッファオーバーフロー(CVE-2024-51979)
→管理者権限を持つ遠隔のユーザによって、スタックベースのバッファオーバーフローを引き起こされる

・サーバサイドリクエストフォージェリ(CVE-2024-51980、CVE-2024-51981)
→遠隔の第三者によって、任意の宛先へHTTPリクエストを送信させられる

・想定しないデータタイプの不適切な取扱い(CVE-2024-51982)
→遠隔の第三者によって、機器をクラッシュさせられる

・動作ワークフローの不適切な強制(CVE-2024-51983)
→遠隔の第三者によって、機器をクラッシュさせられる

・認証情報の保護が不十分(CVE-2024-51984)
→管理者権限を持つ遠隔のユーザが外部サービスに関する設定を変更することで、外部サービスのパスワードが漏えいする

 JVNでは、各製品開発者が提供する情報をもとにファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

    フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

  2. 信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

    信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

  3. ドーミーシニアの従業員が使用していた端末がフィッシングメールを起点に不正操作

    ドーミーシニアの従業員が使用していた端末がフィッシングメールを起点に不正操作

  4. 医療機器保守用 VPN 装置から侵入 ~ 日本医科大学武蔵小杉病院にランサムウェア攻撃

    医療機器保守用 VPN 装置から侵入 ~ 日本医科大学武蔵小杉病院にランサムウェア攻撃

  5. 決算情報開示より前に誤って情報配信 ~ 決算説明動画の文字起こしや配信を委託した株式会社フィスコから

    決算情報開示より前に誤って情報配信 ~ 決算説明動画の文字起こしや配信を委託した株式会社フィスコから

ランキングをもっと見る
PageTop