NTTセキュリティ・ジャパン株式会社は8月7日、臨時レポート「クルド人グループによる日本の組織を狙ったサイバー攻撃」を発表した。
同レポートによると、クルド人ハッカーグループが8月4日から5日にかけて、日本の複数の組織のWebサイトをDDoS攻撃したと主張する投稿を自身のテレグラムチャンネル及びXに複数回行っており、攻撃されたWebサイトは一時的にアクセスできない状況が発生していた可能性があるという。
同グループは、下記のような理由で日本を狙った攻撃を行ったとしているが、具体的にどの事象を指しているのかは明らかにしていない。
・日本人と日本政府によるクルド人差別
・トルコからの命令に従い、日本はクルド人を国外追放しようとしている
・クルドの旗を公然と燃やす等の反クルド的なアニメの制作
同グループが攻撃を主張した日本関連の組織は下記の通りで、教育機関やサッカークラブが多いがその理由は不明。