東京都港区は9月22日、誤送信による個人情報の流出について発表した。
これは9月21日に、区立区民センターの指定管理者がコンサート事業の観覧予定者に案内メールを一斉送信する際に、誤って他の宛先のメールアドレスを表示した状態で送信したというもの。同日中にメール受信者から指定管理者に連絡があり、送信先のメールアドレスが「BCC」ではなく、「TO」で送信されていたことが判明した。
指定管理者がメールを送信する際に、宛先のダブルチェックを行わず、確認が不十分なまま送信したことが原因。
流出したのは、コンサート事業の観覧予定者53名のメールアドレス。
指定管理者では9月21日に、該当の53名に謝罪するとともに、当該メールの削除を依頼している。
同区では再発防止策として、指定管理者に対しメール送信時のダブルチェックを徹底するよう指導するとともに、個人情報の取扱いに関する研修を実施して個人情報の重要性を再認識させ緊張感を持って業務にあたるよう指導したとのこと。