独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月15日、バッファロー製Wi-FiルータWXR9300BE6Pシリーズにおけるパストラバーサルの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
WXR9300BE6Pシリーズ ファームウェア Ver.1.10より前のバージョン
株式会社バッファローが提供するWi-FiルータWXR9300BE6Pシリーズには、パストラバーサルの脆弱性(CVE-2025-61941)が存在し、当該製品の設定画面にログインした管理者ユーザーによって、任意のファイルを改ざんされる可能性があり、さらに、ファイルの改ざんを通じて任意のOSコマンドを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。