無印良品を展開する株式会社良品計画は11月14日、アスクル株式会社のランサムウェア感染による顧客情報流出の可能性について発表した。
良品計画では、アスクルのグループ会社であるASKUL LOGIST株式会社が提供する3PL(サードパーティ・ロジスティクス)サービスを利用し、公式オンラインショップ「無印良品ネットストア」を運営していたが、アスクルのランサムウェア感染で、良品計画がASKUL LOGISTに商品配送のために提供していた顧客情報が外部流出した可能性を確認したという。
2025年11月14日時点で外部流出の可能性があるのは、「無印良品ネットストア」を利用した顧客の配送業務に関する出荷・配送データ(住所、氏名、電話番号、注文商品情報)。
良品計画では今後とも、アスクルと綿密に連携し、調査結果に基づき情報漏えいが確認された場合には、該当する顧客に通知するとともに、個人情報保護に関わる法令にのっとり適切な措置を行うとのこと。
なお良品計画では、アスクルのランサムウェア感染によるシステム障害で「無印良品ネットストア」の受注および出荷業務を10月19日午後9時から停止している旨を10月20日に公表している。10月20日時点で利用停止中のサービス・機能は下記の通り。
・無印良品ネットストア(WEB サイト)
全サービス、機能停止
・MUJI アプリ
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