独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月9日、エレコム製クローン for Windowsにおける引用符で囲まれていないファイルパスの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の松本一真氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
クローン for Windows Ver.2.36より前のバージョン
エレコム株式会社が提供するクローン for Windows は Windowsサービスを登録するが、登録されるプログラムのファイルパスは引用符で囲まれておらず、システムドライブ直下への書き込み権限を有するユーザによって、SYSTEM権限で任意のコードを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
