SCAN DISPATCH : ウイルス作成者逮捕、海外での反応 | ScanNetSecurity
2026.07.22(水)

SCAN DISPATCH : ウイルス作成者逮捕、海外での反応

SCAN DISPATCH は、アメリカのセキュリティ業界及ハッカーコミュニティから届いたニュースを、狭く絞り込み、深く掘り下げて掲載します。

国際 海外情報
SCAN DISPATCH は、アメリカのセキュリティ業界及ハッカーコミュニティから届いたニュースを、狭く絞り込み、深く掘り下げて掲載します。

──

日本でウイルス作成者が”初めて”逮捕されるという事件は、海外でも広く報道された。英国のThe Registerでは「ウイルス・ライターがコピーライト違反で逮捕」というタイトルで、「P2Pマルウエアの一種を作成・配布した3人の容疑者は、コピーライト違反の容疑で逮捕されており、アル・カポネを脱税容疑で逮捕した事件を思い起こさせる」と書いている。香港のYui Kee Computing のニュースレターは「Pirlamesのトロイの木馬の亜種とされている”Harada”というマルウエアを作成・配布した3人を日本の警察が逮捕した」と報道している。こうしたニュースを受けて、アンチ・ウイルス製品を販売する企業のブログがあちらこちらでコメントしているのを初め、ルーマニアのブログにまでコメントは広がっている。

The Register
http://www.theregister.co.uk/2008/01/24/japanese_vxer_arrests/
Yi Kee Computing Newsletter
http://articles.yuikee.com.hk/newsletter/2008/01/h.html

さて、どの報道でも強調されているのが、日本にはウイルス作成者を取り締まる法律が存在しないため、しかたなくコピーライト違反で逮捕したということだ。先のアル・カポネの脱税容疑逮捕を思い起こさせると言う、The Registerなどが良い例だろう。オーストラリアのThe Sydney Morning Herald紙では、「日本は有害なコンピュータ・プログラムを作成や配布を取り締まる法律の制定に遅れをとっている」と書いているし、The Inquirerでは「京都府警が、(ウイルス作成者を)逮捕できる理由が、コピーライト違反以外見つからなかった」と書いている。

The Sydney Morning Herald
http://news.smh.com.au/japanese-police-arrest-computer-virus-maker-on-copyright-charges/20080125-1o6w.html
The Inquirer
http://www.theinquirer.net/gb/inquirer/news/2008/01/25/virus-writer-done-copyright

このウイルス作成を取り締まる法律が存在しないという件についてはいろいろ意見が分かれている。先のYui Keeでは…

【執筆:米国 笠原利香】
──
※ この記事は Scan購読会員向け記事をダイジェスト掲載しました
購読会員登録案内 http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?w02_ssw

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 患者の氏名・住所情報を利用し別の医療機関の開業案内を郵送

    患者の氏名・住所情報を利用し別の医療機関の開業案内を郵送

  2. 樋口商会子会社の会計情報漏えい、取引先から「ランサムウェア感染に起因するとみられる情報漏えいの可能性がある」旨の連絡

    樋口商会子会社の会計情報漏えい、取引先から「ランサムウェア感染に起因するとみられる情報漏えいの可能性がある」旨の連絡

  3. ニチレイへの不正アクセスによるシステム障害、冷蔵倉庫の入出庫業務や冷凍食品出荷業務に影響

    ニチレイへの不正アクセスによるシステム障害、冷蔵倉庫の入出庫業務や冷凍食品出荷業務に影響

  4. 愛知県農業共済組合のメールアドレスに不正アクセス、大量の迷惑メール発信

    愛知県農業共済組合のメールアドレスに不正アクセス、大量の迷惑メール発信

  5. システムから送信される「受領完了」メールに 22 名の個人情報記載

    システムから送信される「受領完了」メールに 22 名の個人情報記載

ランキングをもっと見る
PageTop