犯罪者はどう開拓するか?新ドメイン「.pф」監視結果より--月間レポート(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2025.12.25(木)

犯罪者はどう開拓するか?新ドメイン「.pф」監視結果より--月間レポート(カスペルスキー)

株式会社Kaspersky Labs Japanは1月13日、2010年12月の「マルウェアマンスリーレポート」を発表した。レポートでは、サイバー犯罪者の手口に変化は見られず、依然としてネットサーフィンは危険な状態としている。攻撃者は、ユーザにマルウェアが配置されたWebサイトへの

脆弱性と脅威 脅威動向
株式会社Kaspersky Labs Japanは1月13日、2010年12月の「マルウェアマンスリーレポート」を発表した。レポートでは、サイバー犯罪者の手口に変化は見られず、依然としてネットサーフィンは危険な状態としている。攻撃者は、ユーザにマルウェアが配置されたWebサイトへのリンクをクリックさせたり、PCにマルウェアやフィッシングプログラムをダウンロードさせるために、ソーシャルエンジニアリング手法を駆使している。

2010年11月にロシア連邦のインターネットトップレベルドメイン「.pф」のドメイン登録が開始されたことに合わせ、同社ではサイバー犯罪者がどのように新しいドメインゾーンを開拓していくかを監視した。その結果、マルウェアには詐欺関連のプログラムが優位を占めていることが判明した。また、偽のアンチウイルスプログラムは最近減少傾向にあるが、これはユーザのPCにダウンロードさせる方法からインターネットに配置する方法へ移行しているためだという。さらに、マルウェアが配置されたWebサイトへのリンクの隠ぺいに、URL短縮サービスが引き続き利用されている。
(吉澤亨史)

http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207582672

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ネットワーク機器を経由してサーバに侵入 埼玉県商工会連合会にランサムウェア攻撃

    ネットワーク機器を経由してサーバに侵入 埼玉県商工会連合会にランサムウェア攻撃

  2. 元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

    元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

  3. 論旨解雇 ~ ジブラルタ生命保険事務社員、転職した同僚に顧客情報を漏えい

    論旨解雇 ~ ジブラルタ生命保険事務社員、転職した同僚に顧客情報を漏えい

  4. 三晃空調にランサムウェア攻撃

    三晃空調にランサムウェア攻撃

  5. 県立高校利用の教育支援サービスの DB に不正アクセス、データ持ち出しの可能性

    県立高校利用の教育支援サービスの DB に不正アクセス、データ持ち出しの可能性

ランキングをもっと見る
PageTop