オタクのお遊びがサイバー戦争の武器に--過去10年間の脅威の進化(フォーティネット) | ScanNetSecurity
2025.10.05(日)

オタクのお遊びがサイバー戦争の武器に--過去10年間の脅威の進化(フォーティネット)

フォーティネットジャパン株式会社は1月21日、「過去10年間の脅威の進化」を発表した。これは同社が10周年を迎えたことから、FortiGuardラボのチームが過去10年間の脅威の上位10を通して、インターネット脅威の進化を振り返ったもの。この10年間に、「I Love You」から「

脆弱性と脅威 脅威動向
フォーティネットジャパン株式会社は1月21日、「過去10年間の脅威の進化」を発表した。これは同社が10周年を迎えたことから、FortiGuardラボのチームが過去10年間の脅威の上位10を通して、インターネット脅威の進化を振り返ったもの。この10年間に、「I Love You」から「Stuxnet」までの多くのマルウェアが登場し、2000年には5万件だった報告件数が2010年には2億件へと、爆発的に拡大した。

また、もうひとつの特筆すべき重要な進化として、当初は一部のコンピューターオタクによるお遊び的な要素が強かったウイルスがサイバー犯罪の道具になり、最近ではサイバー戦争の本物の武器になったことを挙げている。さらに、これからの10年は、スマートフォンがサイバー犯罪の標的となるとしている。スマートフォンは支払システムが組み込まれているため金儲けの標的となり得るほか、位置推定システム、マイク、1台(あるいは数台)のカメラが搭載されていることから、最終的には持ち主の情報や行動が監視されてしまう恐れもあると指摘している。
(吉澤亨史)

http://www.fortinet.co.jp/news/pr/2011/pr012111.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  3. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃、現時点で復旧の目処立たず

    アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃、現時点で復旧の目処立たず

ランキングをもっと見る
PageTop