被災地の応急仮設住宅情報を住宅地図に追加(ゼンリン) | ScanNetSecurity
2024.05.19(日)

被災地の応急仮設住宅情報を住宅地図に追加(ゼンリン)

 ゼンリンは12日、住宅地図ネット配信サービス「ZNET TOWN(ゼットネットタウン)」に、東日本大震災の被災地における応急仮設住宅の地図情報を追加し、2011年12月15日からリニューアルすると発表した。

製品・サービス・業界動向 ダイジェストニュース
応急仮設住宅情報 表示イメージ
応急仮設住宅情報 表示イメージ 全 3 枚 拡大写真
 ゼンリンは12日、住宅地図ネット配信サービス「ZNET TOWN(ゼットネットタウン)」に、東日本大震災の被災地における応急仮設住宅の地図情報を追加し、2011年12月15日からリニューアルすると発表した。

 今回のリニューアルで、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県、長野県の58市町村に建設された、890地区約51,000戸の応急仮設住宅の位置、名称、住所、各戸居住者名の地図情報を網羅。各戸居住者名は、現地調査(2011年9~10月実施)で確認できた情報を掲載している。「ZNET TOWN」を利用している既存ユーザーは、追加負担なく利用可能。

 また、応急仮設住宅を一覧表示し、位置を検索することが可能で、リストから各戸居住者名を確認できる。さらに、浸水域情報表示にも対応。国土地理院発行の浸水範囲概況図を元に浸水域の範囲をデータ化、広域図上で浸水エリアを表示することができる。

 「ZNET TOWN」は、インターネットを介して定期的に更新されている、全国の住宅地図情報を閲覧できる配信サービス。地図は、広域図から住宅地図まで用途に応じて16段階の縮尺を任意に設定でき、場所の確認はもちろん、営業支援などの業務でも利用されている。市区町村単位からの利用(月額2,100円~)が可能で、利用頻度に応じて定額制や従量制などの料金プランも用意されている。(※法人契約が必要)

 ゼンリンでは、被災地の地図情報整備により東北の復興を支援するとしている。

被災地の応急仮設住宅情報を追加……ゼンリンの住宅地図配信サービス「ZNET TOWN」

《白石 雄太@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

    ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

  2. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  3. 検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

    検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

  4. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  5. NRIセキュア 研修コンテンツ「セキュアEggs」基礎編オンデマンド提供、30日間アクセス可

    NRIセキュア 研修コンテンツ「セキュアEggs」基礎編オンデマンド提供、30日間アクセス可

  6. 認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とは

    認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とはPR

  7. Adobe Acrobat および Reader に脆弱性、最新バージョンへの更新を呼びかけ

    Adobe Acrobat および Reader に脆弱性、最新バージョンへの更新を呼びかけ

  8. マイクロソフトが 5 月のセキュリティ情報公開、悪用の事実を確認済みの脆弱性が 2 件

    マイクロソフトが 5 月のセキュリティ情報公開、悪用の事実を確認済みの脆弱性が 2 件

  9. 脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

    脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

  10. 個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

    個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

ランキングをもっと見る