「震災時帰宅支援マップ・首都圏版」を8月22日から発売開始、安全確保を推奨する「一時滞在マニュアル」も掲載(昭文社) | ScanNetSecurity
2024.05.19(日)

「震災時帰宅支援マップ・首都圏版」を8月22日から発売開始、安全確保を推奨する「一時滞在マニュアル」も掲載(昭文社)

昭文社は、「震災時帰宅支援マップ・首都圏版」を8月22日から発売すると発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
震災時帰宅支援マップ・首都圏版2012
震災時帰宅支援マップ・首都圏版2012 全 2 枚 拡大写真
昭文社は、「震災時帰宅支援マップ・首都圏版」を8月22日から発売すると発表した。

震災時帰宅支援マップ・首都圏版は、大地震が発生し都心の交通網が麻痺した際、自宅まで歩いて帰るためのサポート地図。2005年に発売した初版は2か月で57万部を発行した。以降、毎年「防災の日」を前に更新版を出版、発行部数は累計110万部を超えるロングヒット商品。

昨年の東日本大震災では、都心で実際多くの帰宅困難者が発生したことを受け、昨年版は「距離と時間を検討できる地図」「震災時対応マニュアル」など、実用性を加味した内容を追加した。

今回発売する2012年版では、2013年4月に東京都で施行される「帰宅困難者対策条例」に基づいて、無理に移動しようとせず、安全確保を推奨する「一時滞在マニュアル」を掲載した。外出中や職場で被災した場合、どうすればよいか、一時滞在場所をどう決めればいいのかをまとめ、フローチャートなどを使ってシミュレーションできるようにしている。

また「帰宅支援ルートマップ」や「東京都心図」には「広域避難場所」「帰宅支援ステーション」を掲載しているが、新たに都関連施設や協力体制がとられる一部民間企業など、一時滞在施設として登録されているものも地図上に表記した。

さらに、日頃からの防災意識を高め、いざという時に速やかな判断をするための「地震が起こる前にできること」「地震が起こったらすること」をまとめ、切り取って使える携帯用防災カードを新たに追加した。本人情報や家族の連絡先を記入する「安否確認カード」、「NTT災害用伝言ダイヤルの使い方」も掲載している。

価格は840円。

震災時帰宅支援マップ・首都圏版2012を発売

《編集部@レスポンス》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

    ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

  2. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  3. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  4. 検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

    検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

  5. 認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とは

    認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とはPR

  6. 脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

    脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

  7. NRIセキュア 研修コンテンツ「セキュアEggs」基礎編オンデマンド提供、30日間アクセス可

    NRIセキュア 研修コンテンツ「セキュアEggs」基礎編オンデマンド提供、30日間アクセス可

  8. 個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

    個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

  9. DHCP のオプション 121 を利用した VPN のカプセル化回避の問題、VPN を使用していない状態に

    DHCP のオプション 121 を利用した VPN のカプセル化回避の問題、VPN を使用していない状態に

  10. runc におけるコンテナ内部からホスト OS への侵害が可能となるファイルディスクリプタ情報漏えいの脆弱性(Scan Tech Report)

    runc におけるコンテナ内部からホスト OS への侵害が可能となるファイルディスクリプタ情報漏えいの脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る