さまざまなネット上の脅威が改めて注目された10月--脅威レポート(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.10.28(水)

さまざまなネット上の脅威が改めて注目された10月--脅威レポート(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、2012年10月度の「インターネット脅威マンスリーレポート」を発表した。10月度の脅威状況では、多数のサイバー犯罪に関連した報道がなされ、さまざまなネット上の脅威が改めて注目された。

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トレンドマイクロ株式会社は11月7日、2012年10月度の「インターネット脅威マンスリーレポート」を発表した。10月度の脅威状況では、多数のサイバー犯罪に関連した報道がなされ、さまざまなネット上の脅威が改めて注目された。不正プログラムの遠隔操作によって掲示板に犯罪予告を書き込まれたとみられる事件や、スマートフォンの不正アプリによる情報詐取、ネットバンキングを狙った不正プログラムに関連したニュースが連日報道され、多くのユーザの関心を集めている。同社では、遠隔操作で犯罪予告を行う不正プログラム「BKDR_SYSIE.A」の専用駆除ツールを10月18日に公開した。実際の検出はほとんどないものの、10月末までのダウンロード数は2万件を超えた。

一方、複数の企業あてに内閣府を装ったメールにバックドア型不正プログラムを添付されて送信された事例や、「Skype」のインスタントメッセージで広がる「WORM_DORKBOT.DN」が多数検出されている。WORM_DORKBOTは「これはあなたのプロフィール写真ですか?」というメッセージ内のURLをクリックすると不正プログラム本体がダウンロードされ感染する。実行されるとネットバンキングやソーシャルメディアなどのログインパスワードを収集する。感染を広げるためのメッセージは少なくとも18言語が確認されている。

日本国内の不正プログラム検出状況では、Skypeのインスタントメッセージで拡散するWORM_DORKBOT.DNが8位にランクインしている。全世界の不正プログラム検出状況では、国内1位の「ADW_GAMEPLAYLABS」が世界でも3位にランクインした。日本国内の問い合わせ状況では、5位にランクインしている「BKDR_POISON」は、内閣府を装ったメールに添付されるファイルを実行すると感染する。ファイルを実際に開いてしまったというユーザの報告も受けているという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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