「Apple QuickTime」の任意のコードが実行される脆弱性の検証レポート(NTTデータ先端技術) | ScanNetSecurity
2026.04.04(土)

「Apple QuickTime」の任意のコードが実行される脆弱性の検証レポート(NTTデータ先端技術)

NTTデータ先端技術は、Windows上で動作する「Apple QuickTime」のTeXMLファイルの処理の不備により任意のコードが実行される脆弱性(CVE-2012-3752)に関する検証レポートを公開した。

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検証イメージ。ターゲットのシステムの制御を奪取する
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NTTデータ先端技術株式会社は11月27日、Windows上で動作する「Apple QuickTime」のTeXMLファイルの処理の不備により任意のコードが実行される脆弱性(CVE-2012-3752)に関する検証レポートを公開した。本脆弱性は、QuickTimeがTeXMLファイル内のstyle要素を処理する際に発生する。TeXMLファイルは、ムービー内に表示させるテキストのスタイルを定義するためのもの。本脆弱性により、リモートからQuickTimeを実行するローカルユーザと同じ権限で任意のコードを実行される危険性がある。同社では今回、この脆弱性の再現性について検証を行った。

検証は、Windows XP SP3およびQuickTimeバージョン 7.7.2を検証ターゲットシステムとして実施した。ターゲットシステム上のQuickTimeで、悪意のあるユーザが作成したTeXMLファイルを開かせることで、攻撃コードを実行させる。それによって、ターゲットシステムにおいて任意のコードを実行させる。ターゲットシステムは、悪意のあるユーザが用意したホストに制御が誘導される。今回の検証に用いたコードは、ターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるよう誘導し、システムの制御を奪取するもの。これにより、リモートからターゲットシステムが操作可能となる。検証の結果、誘導先のコンピュータ(Ubuntu)のコンソール上にターゲットシステム(Windows XP)のプロンプトが表示され、ターゲットシステムの制御の奪取に成功した。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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