Linuxサーバを攻撃、ログイン情報を盗み出す「Linux.Sshdkit」(Dr.WEB)
Dr.WEBは、「Linux.Sshdkit」と名付けられたトロイの木馬が、Linuxサーバ上のパスワードを盗む手段のひとつとして用いられていることが明らかになったと発表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
インストールされると自身のコードをsshdプロセスに挿入し、このプロセスの認証ルーチンを使用する。セッションが開始され、ユーザがログインとパスワードを入力すると、トロイの木馬によってUDPプロトコル経由でリモートサーバへ送信されるが、特殊なアルゴリズムを使用して1日置きに新しいコマンドサーバアドレスを生成する。このアルゴリズムによってDNS名を2つ生成し、DNS名が同一のIPアドレスを参照している場合は別のIPに変更、盗んだ情報を送信する。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
関連記事
この記事の写真
/