【防犯システム15】タクシーに設置された防犯カメラ | ScanNetSecurity
2026.01.12(月)

【防犯システム15】タクシーに設置された防犯カメラ

最近のタクシー内での犯行は設置された防犯カメラで撮影されていることが多々ある。タクシーの防犯カメラは、ドライブレコーダーと一体化しいてて、前方の景色を窓越しに撮影しつつ、同時に車内の様子も記録しているタイプだ。

製品・サービス・業界動向 業界動向
本来は運転手の動向を記録するための車内用ドライブレコーダーだが、後席の客の姿も捉えることもできる(画像は警視庁が公開しているタクシー強盗事件の被疑者画像)。
本来は運転手の動向を記録するための車内用ドライブレコーダーだが、後席の客の姿も捉えることもできる(画像は警視庁が公開しているタクシー強盗事件の被疑者画像)。 全 2 枚 拡大写真
 静岡県警焼津署は11月26日、静岡新聞社取締役の61歳男性を、障害と器物破損の疑いで逮捕した。タクシーの後部座席からアクリル板を破壊して運転手を攻撃して怪我を負わせた容疑だという。この逮捕の決め手になったのが車内に設置された防犯カメラの画像だった。

 最近ではタクシー内での犯行(暴行や強盗など)は設置された防犯カメラで撮影されていることが多々ある。タクシーの防犯カメラは、ドライブレコーダーと一体化しいてて、前方の景色を窓越しに撮影しつつ、同時に車内の様子も記録しているタイプになる。もちろん搭載車両も増えており、テレビなどでもタクシー内での犯行映像が公開されることがあるため、それとなく意識したことのある人も多いだろう。設置しているタクシーにも「防犯カメラ作動中」といったステッカーが貼られているはずだ。

 そうなると、プライバシー保護の観点が気になる人がいるかもしれない。実際、多くのタクシー業者は車内防犯カメラの設置運用基準を定めている。

 個人タクシーでも同様で、例えば東京都個人タクシー協会では、「車内防犯カメラ設置及び運用基準」や、警察へのデータ提供に関する「ドライブレコーダ等の映像情報の円滑な提供に関する協定書」を定めて告知している。他の都道府県のタクシー協会でも同様のケースは多い。

 近年ではタクシー内での犯罪は、警察発表によって映像を公開するケースがよくある。運転手の安全を守り、犯罪を抑止する上で車内防犯カメラが重要なのは間違いない。私たちが普通に利用する上では特に問題はないので、「防犯」という面からこのような防犯カメラが設置されるのは仕方ないともいえる。それを了承した上で、撮影情報の正しい取り扱いには気を遣ってもらいたいところだ。

防犯システムの基本 Vol.15~タクシーに設置される防犯カメラ事情

《宮崎崇@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

    EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

  2. 「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

    「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

  3. 日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

    日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

  4. 人気米Youtuberが約4億円で購入した「ポケモンカード」、包装に改ざん跡

    人気米Youtuberが約4億円で購入した「ポケモンカード」、包装に改ざん跡

  5. 複数名でマスキング処理を確認したが時間経過でインクが薄れて個人情報判読可能

    複数名でマスキング処理を確認したが時間経過でインクが薄れて個人情報判読可能

ランキングをもっと見る
PageTop