南海トラフ巨大地震を想定した災害対策を完了、想定被災エリアの約96%の通信可能に(NTTドコモ関西支社) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

南海トラフ巨大地震を想定した災害対策を完了、想定被災エリアの約96%の通信可能に(NTTドコモ関西支社)

 NTTドコモ関西支社は23日、南海トラフ巨大地震を想定した災害対策を、20日に完了したことを発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
大阪府・兵庫県・和歌山県沿岸の対策イメージ
大阪府・兵庫県・和歌山県沿岸の対策イメージ 全 4 枚 拡大写真
 NTTドコモ関西支社は23日、南海トラフ巨大地震を想定した災害対策を、20日に完了したことを発表した。

 南海トラフ巨大地震の発生時には、沿岸部などで浸水被害が想定されている。津波による想定被災エリアにおいて、断線などの有事の際も、通信を確保するように対策した。

 具体的には、無線(マイクロ回線)による伝送路の二重化、通信用補助電源の長時間化、遠隔からのエリアコントロールにより、直接的な被害を受けないと想定される35基地局(大阪府5局、兵庫県16局、和歌山県14局)の基盤を強化した。これにより有事の際も、想定被災エリアの約96%の通信が可能になる見込みだ。

 なお、ドコモ関西支社では、移動基地局車や可搬型衛星エントランス基地局の配備、設備応急復旧の総合訓練実施など、さまざまな場面を想定した災害対策を講じているとのこと。

ドコモ関西支社、南海トラフ巨大地震を想定した津波対策を完了

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop