不動産取引の際にハザードマップなどの防災情報を提供・説明する取り組みを開始(広島県) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

不動産取引の際にハザードマップなどの防災情報を提供・説明する取り組みを開始(広島県)

広島県は「広島県『みんなで減災』県民総ぐるみ運動」の一環として、宅地建物取引業者の協力のもと、不動産取引の際に顧客に対して物件説明と同時にハザードマップなどの防災情報を提供・説明する取組みをスタートさせた。

製品・サービス・業界動向 業界動向
県民総ぐるみ運動の目的は「“災害死ゼロ”災害に強い広島県の実現」を目指すこととしており、県庁の危機管理課が担当している(画像は広島県公式Webより)。
県民総ぐるみ運動の目的は「“災害死ゼロ”災害に強い広島県の実現」を目指すこととしており、県庁の危機管理課が担当している(画像は広島県公式Webより)。 全 1 枚 拡大写真
 広島県は「広島県『みんなで減災』県民総ぐるみ運動」の一環として、宅地建物取引業者の協力のもと、不動産取引の際に顧客に対して物件説明と同時にハザードマップなどの防災情報を提供・説明する取り組みをスタートさせた。

 広島県は2014年8月の豪雨による広島市土砂災害をふまえて、「災害死をゼロにする」という目標を掲げ、県民をはじめさまざまな団体が協働・連携した「広島県『みんなで減災』県民総ぐるみ運動」を展開している。

 災害時の的確な避難行動には地域への避難箇所の周知徹底が必要となるため、宅地建物取引業者の事務所にハザードマップなどの防災情報資料を配備し、不動産の購入時ど顧客に物件説明をする際に防災情報を提供して避難場所などを説明する。

 17日には防災情報を提供・説明する取り組みとして、広島県宅地建物取引業協会および全日本不動産協会広島県本部と全国初の協力協定を締結している。

災害犠牲者ゼロを目指す「広島県『みんなで減災』県民総ぐるみ運動」

《宮崎崇@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop