経産省の委託で米国電力システムのサイバーセキュリティについて調査(マカフィー)
マカフィーは、経済産業省から委託を受けた「平成26年度 電気施設技術基準国際化調査(電気設備)」において、米国の電力システムのサイバーセキュリティ対策に関する調査を行い、最終報告を完了したと発表した。
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調査報告では、米国での電力システムのサイバーセキュリティ対策では、国が民間団体であるNERCを監督し、NERCが電力会社を監査する体制を採用していること、また、電力の安定供給のために作成された、大規模発電施設や送電施設を対象としたサイバーセキュリティ標準であるNERC CIP(Critical Infrastructure Protection)Standardをベースとした監査を実施し、セキュリティ対策の実効性を確保していることなどを挙げ、日本国内の電力システムへのサイバーセキュリティ対策の枠組みや運用に対して提言を実施している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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