Linuxルータを標的とする危険なトロイの木馬を発見、日本でも感染被害(Dr.WEB) | ScanNetSecurity
2026.10.11(日)

Linuxルータを標的とする危険なトロイの木馬を発見、日本でも感染被害(Dr.WEB)

Dr.WEBは、Linuxルータを標的とする危険なトロイの木馬「Linux.PNScan.1」を新たに発見したと発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
「Linux.PNScan.1」の感染分布
「Linux.PNScan.1」の感染分布 全 1 枚 拡大写真
株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は8月4日、Linuxルータを標的とする危険なトロイの木馬「Linux.PNScan.1」を新たに発見したと発表した。これは同社のセキュリティリサーチャーが発見したもので、ARM、MIPS、PowerPCアーキテクチャを持つデバイスを感染させ、感染したデバイス上にまた別の危険なアプリケーションをダウンロードする。このトロイの木馬は、ウイルス開発者自身によって攻撃対象となるルータにインストールされていると考えられるという。

感染にはShellShockの脆弱性が悪用され、ルータのアーキテクチャ(ARM、MIPS、PowerPC)に応じたバックドアをダウンロード、インストールする悪意のあるスクリプトをアップロードする。最終的にサイバー犯罪者は、PHPMyAdminの管理コントロールパネルをハッキングし、このコントロールパネルを利用してリレーショナルデータベースやブルートフォース攻撃の認証を管理することで、さまざまなデバイスやサーバに対してSSHプロトコル経由で不正アクセスを行う。この悪意のあるプログラムによって1,439台のデバイスが感染し、そのうち649台についてはその地理的分布も明らかになっている。感染の多くは日本でも確認され、ドイツ、米国、および台湾においても多くの被害が出ているという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ムラウチドットコムに不正アクセス、7,716,811件の個人情報が漏えい

    ムラウチドットコムに不正アクセス、7,716,811件の個人情報が漏えい

  2. 戸田建設に不正アクセス、取引先に関する情報が漏えい

    戸田建設に不正アクセス、取引先に関する情報が漏えい

  3. 「IDCFクラウド」にランサムウェア攻撃

    「IDCFクラウド」にランサムウェア攻撃

  4. JGC Digital が利用する BI ツール「Metabase」に不正アクセス、約 6 万件の情報が取得されたことを確認

    JGC Digital が利用する BI ツール「Metabase」に不正アクセス、約 6 万件の情報が取得されたことを確認

  5. フィッシングサイトのドメイン「workers.dev 」急増、デジタルアーツ調査

    フィッシングサイトのドメイン「workers.dev 」急増、デジタルアーツ調査

ランキングをもっと見る
PageTop