「AirLink」の管理ソフトに、リモートからデバイスを操作される脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Sierra Wirelessが提供するAirLinkゲートウェイデバイス上で実行される管理ソフトウェア「ALEOS」に認証情報がハードコードされている脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
ALEOS バージョン 4.4.1 およびそれ以前を使用する「AirLink GX シリーズ」「AirLink ES シリーズ」「AirLink LS シリーズ」には、root 権限を持った複数のアカウントがハードコードされている脆弱性(CVE-2015-2897)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にデバイスを操作される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ALEOSをアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
関連記事
この記事の写真
/