「横浜銀行」「セブン銀行」を騙るフィッシングサイトを確認(フィッシング対策協議会) | ScanNetSecurity
2024.05.16(木)

「横浜銀行」「セブン銀行」を騙るフィッシングサイトを確認(フィッシング対策協議会)

 フィッシング対策協議会は3日および4日に、「横浜銀行」「セブン銀行」を騙るフィッシングサイト(偽サイト)が存在しているとして、注意を呼びかけた。

脆弱性と脅威 脅威動向
スパムメールの内容
スパムメールの内容 全 4 枚 拡大写真
 フィッシング対策協議会は3日および4日に、「横浜銀行」「セブン銀行」を騙るフィッシングサイト(偽サイト)が存在しているとして、注意を呼びかけた。

 それによると、「横浜銀行より大切なお知らせです」あるいは「セブン銀行本人認証サービス」「セブン銀行より大切なお知らせです」といったタイトルで、それぞれの銀行を騙った不正メールが送信されているとのこと。12月3日17時の時点で横浜銀行の偽サイト、12月4日10時の時点でセブン銀行の偽サイトは、いずれも稼働していたという。

 メール本文は、「お客様はアカウントが凍結?休眠されないように、ただちにアカウントをご認証ください」という文章で、偽サイト「http://www.parasol.anser.ne.jp.●●●●.help/ib/index.htm?PT=BS&CCT0080=0138」「http://www.qh●●●●.com/js/」「http://www.di●●●●.com/js/」に誘導し、アカウント情報を入力させることを狙っており、典型的なスパムメールだ。

 この不自然な文面は、「住信SBIネット銀行」を騙るフィッシングでも使われており、一連の攻撃が同一犯・模倣犯である可能性が高い。さらに今後、他銀行に対しても同種の攻撃が行われる可能性もあるだろう。

 同協議会では、このようなフィッシングサイトで、アカウント情報 (契約番号、ログインパスワード) などを絶対に入力しないように注意を呼びかけている。

横浜銀行・セブン銀行を騙るフィッシングも出現……住信SBIへの攻撃と同一犯か?

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  2. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  3. 脆弱な DMARC セキュリティ・ポリシーを悪用、北朝鮮スピアフィッシング詐欺

    脆弱な DMARC セキュリティ・ポリシーを悪用、北朝鮮スピアフィッシング詐欺

  4. 「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

    「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

  5. ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

    ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

  6. 個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

    個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

  7. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  8. 東京メトロ社員が遺失者になりすまし、現金総額 235,458円 ほか遺失物着服

    東京メトロ社員が遺失者になりすまし、現金総額 235,458円 ほか遺失物着服

  9. 太陽光発電施設向け遠隔監視機器「SolarView Compact」にサイバー攻撃、対策の実施を強く推奨

    太陽光発電施設向け遠隔監視機器「SolarView Compact」にサイバー攻撃、対策の実施を強く推奨

  10. 豊島のサーバにランサムウェア攻撃、復旧済みで業務に影響なし

    豊島のサーバにランサムウェア攻撃、復旧済みで業務に影響なし

ランキングをもっと見る