Cisco ASAにバッファオーバーフローの脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Ciscoが提供する次世代ファイアウォール「Adaptive Security Appliance(ASA)」のIKEの処理が原因でバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「IKEv1 または IKEv2 を使って VPN を終端する Cisco ASA 製品」には、ヒープベースのバッファオーバーフローを引き起こされる脆弱性(CVE-2016-1287)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によって細工された UDP パケットが影響を受ける機器に直接送信されることで、任意のコードを実行され、システムを乗っ取られる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報を元に最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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