オレオレ詐欺は減少も5,700件、166億円の被害、一方で還付金詐欺が増加(警察庁)
警察庁は、平成28年の特殊詐欺認知・検挙状況等について発表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
手口別では「オレオレ詐欺」が約4割と、もっとも多かったものの、認知件数は5,737件(同-91件、-1.6%)で4年ぶりに減少、被害額は166.0億円(同-9.1億円、-5.2%)で7年ぶりに減少した。一方で「還付金等詐欺」が認知件数3,682件(同+1,306件、+55.0%)、被害額42.6億円(同+17.1億円、+67.4%)と増加し、全体の認知件数を押し上げた。多発した地域は、大阪(725件)、千葉(481件)、愛知(351件)、神奈川(263件)であった。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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