Officeプロダクトキー不正コピーフィッシング、新たなURLを確認(フィッシング対策協議会) | ScanNetSecurity
2025.10.27(月)

Officeプロダクトキー不正コピーフィッシング、新たなURLを確認(フィッシング対策協議会)

フィッシング対策協議会は、マイクロソフトを騙るフィッシングメールについて、新たなURLの報告を受けているとして、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
確認されたフィッシングメール
確認されたフィッシングメール 全 4 枚 拡大写真
フィッシング対策協議会は6月6日、マイクロソフトを騙るフィッシングメールについて、新たなURLの報告を受けているとして、注意喚起を発表した。このフィッシングメールは「[大切]マイクロソフトのプロダクトキーが不正コピーされた警告です!」という件名のもので、使用しているオフィスソフトのプロダクトキーが違法コピーされた可能性があるとして、「検証作業」のために本文内のリンクをクリックさせようとする。認証を行わないと授権が終わるとしている。

確認されているフィッシングサイトのURLは以下の通り。

http://field●●●●.net/oh59xv61/gz28/da42.pdf
http://field●●●●.net/lg58wl17/cp84/dl99.pdf
http://field●●●●.net/zf94eu11/ep69/kw59.pdf
http://field●●●●.net/ready.html
http://supprt●●●●.info/
http://warning-securityprotection-●●●●.com/

6月6日17時の時点でフィッシングサイト稼働中であり、JPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を依頼中としている。また、類似のフィッシングサイトが公開される恐れもあるとして注意を呼びかけている。さらに、このようなフィッシングサイトにてアカウント情報(メール、電話番号、Skype名、パスワード)、PINコード、お客様情報(姓、名、郵便番号、都道府県、市区町村、その他住所 1、その他住所 2(建物名など)、電話番号)、支払い情報(カード番号、有効期限、クレジットカードの名義、セキュリティコード)などを絶対に入力しないよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 野村総合研究所と NRIフィナンシャル・グラフィックスの再委託先が使用する入力補助ツール「Jijilla」に身代金要求を伴う不正アクセス

    野村総合研究所と NRIフィナンシャル・グラフィックスの再委託先が使用する入力補助ツール「Jijilla」に身代金要求を伴う不正アクセス

  2. 関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

    関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

  3. 野村證券の委託先企業が利用するクラウドサービスに不正アクセス

    野村證券の委託先企業が利用するクラウドサービスに不正アクセス

  4. 流通経済大学にランサムウェア攻撃、個人情報の一部が外部に漏えいした可能性

    流通経済大学にランサムウェア攻撃、個人情報の一部が外部に漏えいした可能性

  5. 「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

    「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

ランキングをもっと見る
PageTop