AWS 設定ミスでウォールストリートジャーナル購読者情報他 220 万件流出(The Register) | ScanNetSecurity
2026.02.22(日)

AWS 設定ミスでウォールストリートジャーナル購読者情報他 220 万件流出(The Register)

これはまさに個人情報の宝庫であり、「全世界にわたる金融業界の重要人物が網羅」された、実際のリスク管理上もコンプライアンス上も問題がある、始末に悪い顧客情報の流出事件となった。

国際 TheRegister
ダウ・ジョーンズは、さまざまな社内データベース (たとえばウオールストリートジャーナルの購読者名簿など) をクラウド上で収集し管理する際に必要な、適切なセキュリティ管理を怠ったまま、ベライゾンにサービスを提供した。

そして個人情報が流出したことを、UpGuard 社のクリス・ヴィッキーがこの記事で明るみに出している。

この情報流失の経緯は、ありがちで単純明快なものだ。担当者の誰かが、「関係者にのみ公開」(semi-public access) に設定されているクラウド上のレポジトリー (収納場所) にデータベースを誤って置いたため、「本来保護されるべき、数百万名に上る同社顧客の個人情報ならびに経済的状況」が人目にさらされたのだ。

この記事によれば、「ダウ・ジョーンズは顧客220万名分が影響を受けたことを認めたが、アップガード社の推計によれば、流出したアカウントの数は400万近くに上る」という。

このレポジトリーはAWSのS3バケットの一部だが、その個人情報保護の設定が間違っていた。担当者は認定ユーザーのみが利用できる設定をしたつもりだったのだろうが、ダウ・ジョーンズ社関連のアカウントの保有者だけではなく、すべてのAWS認定ユーザーへの公開になったことには気が付いていなかったようだ。

《The Register誌特約記事》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

    信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

  2. 第三者が個人情報を閲覧しうる状態となり「BTCBOX」がサービス停止、関東財務局から報告徴求命令も

    第三者が個人情報を閲覧しうる状態となり「BTCBOX」がサービス停止、関東財務局から報告徴求命令も

  3. JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

    JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

  4. 決算情報開示より前に誤って情報配信 ~ 決算説明動画の文字起こしや配信を委託した株式会社フィスコから

    決算情報開示より前に誤って情報配信 ~ 決算説明動画の文字起こしや配信を委託した株式会社フィスコから

  5. 調査対象の主要国で最下位 ~ 日経 225 企業の DMARC 認証、Reject・Quarantine 設定比率

    調査対象の主要国で最下位 ~ 日経 225 企業の DMARC 認証、Reject・Quarantine 設定比率

ランキングをもっと見る
PageTop