Android向け多機能トロイの木馬「Loapi」を発見(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2026.02.03(火)

Android向け多機能トロイの木馬「Loapi」を発見(カスペルスキー)

カスペルスキーは、Kaspersky Labのリサーチャーが複数モジュールを搭載するAndroid向けの新しいトロイの木馬「Loapi」を発見したと発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
株式会社カスペルスキーは12月19日、Kaspersky Labのリサーチャーが複数モジュールを搭載するAndroid向けの新しいトロイの木馬「Loapi」を発見したと発表した。Kaspersky Labが12月18日に発表したプレスリリースの抄訳として伝えている。Loapiは、モジュール型アーキテクチャにより、暗号通貨の採掘からDDoS攻撃まで、悪意ある多くの機能を実行でき、さらに機能の追加が可能であるという。

アンチウイルス製品や成人向けアプリなどを装った広告キャンペーンによって拡散するLoapiは、インストール完了後にはデバイスの管理者権限を要求し、その後密かに指令サーバとの通信を開始して、そのほかのモジュールをインストールする。

モジュールには、ユーザのデバイスに積極的に広告を表示する「アドウェアモジュール」、テキストメッセージに関するオペレーションを実行する「SMSモジュール」、ユーザに気づかれずに有料サービスに登録する。SMSモジュールがメッセージを非表示にし、Webクローラーモジュールが必要に応じてメッセージに返答し、その後すべての「証拠」を消去する「Webクローラーモジュール」、攻撃者がデバイスに代わってHTTPリクエストを実行できるようにする「プロキシモジュール」、暗号通貨Monero(XMR)の採掘を実行する「Moneroマイナーモジュール」が確認されている。また、複数の自己防衛機能も搭載する。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

    “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

  2. エフエム東京へのサイバー攻撃指摘する SNS 投稿、データの一部が流出した事実はあるが機密性の高い情報は含まれず

    エフエム東京へのサイバー攻撃指摘する SNS 投稿、データの一部が流出した事実はあるが機密性の高い情報は含まれず

  3. 通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

    通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

  4. 企業で検討したが正式導入しなかったアプリに不正アクセス、顧客の氏名と電話番号流出

    企業で検討したが正式導入しなかったアプリに不正アクセス、顧客の氏名と電話番号流出

  5. 翌週業界を去るサイバーセキュリティ研究者が 34 年のキャリアをふりかえり言ったこと

    翌週業界を去るサイバーセキュリティ研究者が 34 年のキャリアをふりかえり言ったこと

ランキングをもっと見る
PageTop