仮想通貨採掘ソフト「Claymore」およびIoT機器を狙うアクセスの増加を確認(警察庁) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.10.19(金)

仮想通貨採掘ソフト「Claymore」およびIoT機器を狙うアクセスの増加を確認(警察庁)

警察庁は、「仮想通貨採掘ソフトウェア『Claymore(クレイモア)』を標的としたアクセスの増加等について」を「@police」において公開した。

脆弱性と脅威 脅威動向
宛先ポート3333/TCP に対するアカウントリストを調査するアクセス件数の発信元国・地域別推移
宛先ポート3333/TCP に対するアカウントリストを調査するアクセス件数の発信元国・地域別推移 全 4 枚 拡大写真
警察庁は3月12日、「仮想通貨採掘ソフトウェア『Claymore(クレイモア)』を標的としたアクセスの増加等について」を「@police」において公開した。同庁のインターネット定点観測システムにおいて、「仮想通貨採掘ソフトウェア『Claymore』を標的としたアクセスの増加」および「Android Debug Bridge で使用される5555/TCP ポートに対するアクセスの観測」を確認しているという。

同庁では1月8日以降、仮想通貨「Ethereum(イーサリアム)」を採掘するために使用されるソフトウェア「Claymore」で管理用ポートとして使用される宛先ポート3333/TCPに対して、JSON形式のリクエストによりJSON-RPC経由で「Ethereum」のアカウントリストを調査するアクセスの増加を観測している。

この発信元からの他のアクセスを調査した結果、52869/TCPに対するアクセスにおいて、外部のWebサーバから「okiru」や「satori」など呼ばれるMiraiボット亜種をダウンロードし、実行を試行するパケットを確認した。また、37215/TCP に対するアクセスでも同様のパケットを確認している。これらのアクセスの増加は、3333/TCPに対するアクセスと同時期になっていた。同庁では、「Claymore」のJSON-RPCのAPI利用者、およびIoT機器の利用者に対して具体的な対策方法を挙げ、実施を推奨している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

特集

アクセスランキング

  1. 朝日新聞のサイバー事件報道姿勢 - 記者が語る「伊勢志摩サミット」「ポケドラ」「SkySEA Client View」

    朝日新聞のサイバー事件報道姿勢 - 記者が語る「伊勢志摩サミット」「ポケドラ」「SkySEA Client View」

  2. 根拠なき安心へ突きつける不吉な答え - 書評「原発サイバートラップ」

    根拠なき安心へ突きつける不吉な答え - 書評「原発サイバートラップ」

  3. 件名と本文に本当のパスワードを記載、仮想通貨を要求するメール確認(JPCERT/CC)

    件名と本文に本当のパスワードを記載、仮想通貨を要求するメール確認(JPCERT/CC)

  4. 「FileZen」にリモートからOSコマンドを実行される脆弱性(JVN)

    「FileZen」にリモートからOSコマンドを実行される脆弱性(JVN)

  5. 「Chrome 70」警告対象証明書、9割対応済み(デジサート・ジャパン)

    「Chrome 70」警告対象証明書、9割対応済み(デジサート・ジャパン)

  6. 特定のメッセージでPS4が動作不能に陥るグリッチを確認

    特定のメッセージでPS4が動作不能に陥るグリッチを確認

  7. 走る SOC「IBM X-Force C-TOC 」公開、インシデント対応能力強化(IBM)

    走る SOC「IBM X-Force C-TOC 」公開、インシデント対応能力強化(IBM)

  8. インシデント報告件数、「フィッシングサイト」が「スキャン」を上回る(JPCERT/CC)

    インシデント報告件数、「フィッシングサイト」が「スキャン」を上回る(JPCERT/CC)

  9. Mirai ボットマスターが禁固刑免れる、FBI 大絶賛の「社会奉仕」活動(The Register)

    Mirai ボットマスターが禁固刑免れる、FBI 大絶賛の「社会奉仕」活動(The Register)

  10. Proxyログ分析パッケージ提供開始(マクニカネットワークス)

    Proxyログ分析パッケージ提供開始(マクニカネットワークス)

ランキングをもっと見る