仮想通貨採掘ソフト「Claymore」およびIoT機器を狙うアクセスの増加を確認(警察庁) | ScanNetSecurity
2026.02.23(月)

仮想通貨採掘ソフト「Claymore」およびIoT機器を狙うアクセスの増加を確認(警察庁)

警察庁は、「仮想通貨採掘ソフトウェア『Claymore(クレイモア)』を標的としたアクセスの増加等について」を「@police」において公開した。

脆弱性と脅威 脅威動向
宛先ポート3333/TCP に対するアカウントリストを調査するアクセス件数の発信元国・地域別推移
宛先ポート3333/TCP に対するアカウントリストを調査するアクセス件数の発信元国・地域別推移 全 4 枚 拡大写真
警察庁は3月12日、「仮想通貨採掘ソフトウェア『Claymore(クレイモア)』を標的としたアクセスの増加等について」を「@police」において公開した。同庁のインターネット定点観測システムにおいて、「仮想通貨採掘ソフトウェア『Claymore』を標的としたアクセスの増加」および「Android Debug Bridge で使用される5555/TCP ポートに対するアクセスの観測」を確認しているという。

同庁では1月8日以降、仮想通貨「Ethereum(イーサリアム)」を採掘するために使用されるソフトウェア「Claymore」で管理用ポートとして使用される宛先ポート3333/TCPに対して、JSON形式のリクエストによりJSON-RPC経由で「Ethereum」のアカウントリストを調査するアクセスの増加を観測している。

この発信元からの他のアクセスを調査した結果、52869/TCPに対するアクセスにおいて、外部のWebサーバから「okiru」や「satori」など呼ばれるMiraiボット亜種をダウンロードし、実行を試行するパケットを確認した。また、37215/TCP に対するアクセスでも同様のパケットを確認している。これらのアクセスの増加は、3333/TCPに対するアクセスと同時期になっていた。同庁では、「Claymore」のJSON-RPCのAPI利用者、およびIoT機器の利用者に対して具体的な対策方法を挙げ、実施を推奨している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

    フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

  2. 信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

    信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

  3. 第三者が個人情報を閲覧しうる状態となり「BTCBOX」がサービス停止、関東財務局から報告徴求命令も

    第三者が個人情報を閲覧しうる状態となり「BTCBOX」がサービス停止、関東財務局から報告徴求命令も

  4. 決算情報開示より前に誤って情報配信 ~ 決算説明動画の文字起こしや配信を委託した株式会社フィスコから

    決算情報開示より前に誤って情報配信 ~ 決算説明動画の文字起こしや配信を委託した株式会社フィスコから

  5. CI/CDツールに内在する脆弱性を悪用 ~ 学校法人アジア学院に不正アクセス

    CI/CDツールに内在する脆弱性を悪用 ~ 学校法人アジア学院に不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop