2つのWordPress用プラグインにXSSの脆弱性、アップデートを呼びかけ(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、複数の「WordPress」用プラグインの脆弱性について報告が行われていると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
Gemini Labsが提供する「Site Reviews 2.15.3 より前のバージョン」には、格納型のクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性(CVE-2018-0603)が存在する(内田啓太氏による報告)。また、Icegramが提供する「Email Subscribers & Newsletters 3.5.0 より前のバージョン」には、反射型のXSSの脆弱性(CVE-2018-0602)が存在する(クリス リュウ氏による報告)。
これらの脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》