不正ソフトから侵入したマルウェアによる被害額は、全世界の企業で約40兆円(BSA) | ScanNetSecurity
2026.05.23(土)

不正ソフトから侵入したマルウェアによる被害額は、全世界の企業で約40兆円(BSA)

BSAは、「グローバルソフトウェア調査2018~ソフトウェア管理:セキュリティ要件と新たなビジネス機会」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
The Software Alliance(BSA)は6月5日、「グローバルソフトウェア調査2018~ソフトウェア管理:セキュリティ要件と新たなビジネス機会(原題:Software Management: Security Imperative, Business Opportunity)」を発表した。同調査は、110カ国以上の国や地域に住む約23,000人の消費者、従業員、CIOを含む対象者からの回答をもとに、コンピュータにインストールされた不正ソフトウェアの数と価値のデータをまとめたもの。

調査結果によると、日本でコンピュータにインストールされているソフトウェアのうち、適切なライセンス許諾を得ていないものは16%であり、前回(2016年発表)から2ポイント低下した。日本は従来から不正使用率が低い国だが、今回さらにポイントが低下した背景には、消費者向けソフトウェアの出荷数やインストール数が減少したことに加え、サブスクリプション型のサービスを提供する企業や、不注意による不正利用を防ぐソフトウェア資産管理(SAM)の導入が増加したためと分析している。

また、不正ソフトウェアから侵入したマルウェアによる全世界の企業の被害額は、年間約3,590億米ドル(約40兆4414億円)に上った。CIOは、正規ソフトウェアを使用すべき一番の理由として、マルウェアによるデータのハッキングやセキュリティ脅威を回避できることを挙げている。さらに、実用的なソフトウェア管理の強化対策を講じている企業は、約11%の収益向上を享受していることも明らかになっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

    経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

  2. アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

    アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

  3. ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

    ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

  4. イレブンラボ利用の Udemy Business で情報漏えい「10年以上維持してきたドメインの信頼を守るべく法的措置を含めた厳正な対応を検討」

    イレブンラボ利用の Udemy Business で情報漏えい「10年以上維持してきたドメインの信頼を守るべく法的措置を含めた厳正な対応を検討」

  5. カー用品店「ジェームス」に不正アクセス、会員情報が漏えいした可能性

    カー用品店「ジェームス」に不正アクセス、会員情報が漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop