Java SEのサポートサイクルが短期間に、ユーザは確認を(IPA)
IPAは、「公式アップデートの提供方法の変更に伴う Java SE の商用ユーザに向けた注意喚起」を発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性

これによりJava SE 8は、新たな脆弱性が発見されても、アップデート・リリースが提供されなくなり、脆弱性を悪用した攻撃による情報漏えいや意図しないサービス停止などの被害を受ける可能性が高くなる。商用ユーザには、速やかなアップデート等の実施が求められる。
また、これまで2年に1度を目標に提供されてきた新機能追加によるメジャー・リリース・サイクルが、変更後は6カ月に1回(毎年3月、9月)提供(フィーチャ-・リリース)されるようになり、新機能追加によるフィーチャ-・リリースが提供された時点で、古いフィーチャ-・リリースに対するアップデート・リリースはサポートが終了になると案内されている。
IPAでは、商用ユーザは、オラクルコーポレーションが公表している情報を十分に理解した上で今後のJava SEの利用形態について検討するよう呼びかけている。
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