2019 年新春の決意:お年玉で絶対に買ってはいけない「最新技術製品」(The Register)
あらゆる専門家がIT業界の未来を予測し、的中させようと躍起になっていました。今度は私に順番が回ってきました。そこで思いつくままにたわごとを書き連ねてみようと思います。
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今の時期ならばさまざまな分野の専門家諸氏が誌面に登場し、今年流行るであろう最新テクノロジーの予測や解説に余念がないでしょう。そういったものは好みではありませんか。なるほど、実は私も好きではないのです。
今をさかのぼること 3 年前の 1 月、私は「注目してはならない」テクノロジーを 5 つ採り上げ、それで記事を書きました。読み返していたのですが、そのまま2019年版としてここにコピー & ペーストして使えるのではないかと、そんな印象を受けました。IoT(モノのインターネット)、VR(仮想現実)、5G通信規格……どれもまったくと言って良いほど一般化していません。奇抜なウェアラブルデバイス? 今は全てが腕時計になってしまいました。クールな IT ジョブ? エッチな妄想と同レベルの話ですね。
しかしその 3 年前のコラムにも取り柄はあって、筆者個人としてはちょっとうぬぼれるというか、見返して良い気分になれました。というのは、減量するビフォア・アフターでいうと、ビフォアの自撮り写真が載っているからなのです。
いや、そんなことはどうでも良いですね。ジュールズ・ホランドがホスト役を務める新年の年越し番組(実は生放送ではない)を 3 回、漫然と眺めて過ごした私ですが、その間、近未来のテクノロジー予想を全く更新していませんでした。12 月いっぱい、あらゆる専門家が IT 業界の未来を予測し、的中させようと躍起になっていました。今度は私に順番が回ってきました。そこで思いつくままにたわごとを書き連ねてみようと思います。
紳士淑女の皆さま、どうぞ飲み物のグラスを手に席にお着きください。携帯電話をマナーモードに設定し、ご静聴をお願いいたします。これより不肖ダブスが「いらないテクノロジー大賞」の大胆予想を披露いたします。映像にはフラッシュの点滅、乱暴な言葉遣い、ホラーも少し、ひょっとしたらヌードも登場するかもしれませんので、どうぞご注意ください。それでは、始まりはじまり……
《The Register》
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