コネクテッドカーのECUに1カ月あたり平均30万回の攻撃(アズジェント) | ScanNetSecurity
2025.12.06(土)

コネクテッドカーのECUに1カ月あたり平均30万回の攻撃(アズジェント)

アズジェントは、同社のパートナーであるKaramba Security社のコネクテッドカーECU脆弱性早期発見サービス「ThreatHive」による攻撃レポートを発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
株式会社アズジェントは1月15日、同社のパートナーであるKaramba Security社のコネクテッドカーECU脆弱性早期発見サービス「ThreatHive」による攻撃レポートを発表した。レポートによると、ThreatHiveがインターネットに公開したコネクテッドカーのECUは、過去3カ月だけで1カ月あたり平均30万回、3,500人の攻撃者によって攻撃されていたことが判明した。

攻撃のいくつかは、コネクテッドシステムを制御するECUの脆弱性を探し求めるために作成されたボットであった。また、ThreatHiveがデータを収集し始めてから、11種類の異なる攻撃が行われていることも明らかにしている。Karamba社のCEO & Co-founderであるAmi Dotan氏は「自動車業界では、ハッカーがECUの脆弱性を見つけて悪用する前に、開発工程でOEMやTier1に脆弱性を顕在化させるThreatHiveのような技術を利用して予防策を講じる必要がある」とコメントしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

    FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

  2. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  3. 良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

    良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

  4. ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

    ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

  5. サイバー攻撃の脅威動向や最新の対策技術の調査・分析を行う「サイバーセキュリティ・リサーチ・センター(Cyber Security Research Center)」をCTCが開設

    サイバー攻撃の脅威動向や最新の対策技術の調査・分析を行う「サイバーセキュリティ・リサーチ・センター(Cyber Security Research Center)」をCTCが開設

ランキングをもっと見る
PageTop