コネクテッドカーのECUに1カ月あたり平均30万回の攻撃(アズジェント) | ScanNetSecurity
2025.11.15(土)

コネクテッドカーのECUに1カ月あたり平均30万回の攻撃(アズジェント)

アズジェントは、同社のパートナーであるKaramba Security社のコネクテッドカーECU脆弱性早期発見サービス「ThreatHive」による攻撃レポートを発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
株式会社アズジェントは1月15日、同社のパートナーであるKaramba Security社のコネクテッドカーECU脆弱性早期発見サービス「ThreatHive」による攻撃レポートを発表した。レポートによると、ThreatHiveがインターネットに公開したコネクテッドカーのECUは、過去3カ月だけで1カ月あたり平均30万回、3,500人の攻撃者によって攻撃されていたことが判明した。

攻撃のいくつかは、コネクテッドシステムを制御するECUの脆弱性を探し求めるために作成されたボットであった。また、ThreatHiveがデータを収集し始めてから、11種類の異なる攻撃が行われていることも明らかにしている。Karamba社のCEO & Co-founderであるAmi Dotan氏は「自動車業界では、ハッカーがECUの脆弱性を見つけて悪用する前に、開発工程でOEMやTier1に脆弱性を顕在化させるThreatHiveのような技術を利用して予防策を講じる必要がある」とコメントしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 国勢調査指導員 業務パソコンから自身所有の携帯端末へメールを送信したが届かず

    国勢調査指導員 業務パソコンから自身所有の携帯端末へメールを送信したが届かず

  2. EDR のセキュリティアラート解析 5 つの重要ポイント

    EDR のセキュリティアラート解析 5 つの重要ポイント

  3. 広島銀行のアンケート回答者の情報が漏えい ~ ローレルバンクマシンの入力補助ツールへの身代金要求を伴う不正アクセス

    広島銀行のアンケート回答者の情報が漏えい ~ ローレルバンクマシンの入力補助ツールへの身代金要求を伴う不正アクセス

  4. 総務省 AI セキュリティ分科会配付資料公開 ~ MBSD、AI 関連ガイドライン紹介

    総務省 AI セキュリティ分科会配付資料公開 ~ MBSD、AI 関連ガイドライン紹介

  5. メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

    メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

ランキングをもっと見る
PageTop