JR東日本の運行情報アプリが使用するAPIサーバに脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、東日本旅客鉄道が提供するAndroidアプリ「JR東日本 列車運行情報 プッシュ通知アプリ」が使用するAPIサーバに、アクセス制限不備の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
Androidアプリ「JR東日本 列車運行情報 プッシュ通知アプリ バージョン 1.2.4 およびそれ以前」が使用するAPIサーバには、アクセス制限不備の脆弱性(CVE-2019-5954)が存在する。この脆弱性が悪用されると、遠隔の第三者によって、ユーザの登録情報を取得されたり、改ざんされたりする可能性がある。JVNでは、同アプリの開発およびサポートは終了しているため、使用を停止してアンインストールするよう呼びかけている。
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