複数のCDNに、サイト閲覧者に攻撃が行われる脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2020.02.19(水)

複数のCDNに、サイト閲覧者に攻撃が行われる脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、複数のCDNプロバイダが、HTTPキャッシュポイズニングの影響を受ける問題が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月15日、複数のCDN(コンテンツデリバリネットワーク)プロバイダが、HTTPキャッシュポイズニングの影響を受ける問題が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.2。

CDNにホストされているWebコンテンツには、オリジンWebサーバやHTTPキャッシングソフトウェアがHTTPヘッダの無害化処理を行わなかった場合、悪意のある攻撃者によって、細工されたHTTPヘッダを含むHTTPリクエストを送信されると、悪意のあるコンテンツをレスポンスに含めてしまう。一度悪意のあるコンテンツが返されると、HTTPキャッシングソフトウェアによってコンテンツがキャッシュされ、そのキャッシュが削除されるか期限切れとなるまで、Webサイトの閲覧者に提供し続けることとなり、閲覧者の環境で意図しないスクリプトを実行させる等の攻撃が可能となる。

JVNでは、CDNの提供者に対し、次の処理を行うよう呼びかけている。
1:オリジンWebサーバへリクエストを送信する前に、適切なRFCに基づいたHTTPヘッダの検証・無害化処理を行う
2:X-Forwarded-Hostのような、CDNによって生成・確認されると捉えられている一部のヘッダがクライアントから送信されてきた場合は、コンテンツの無害化処理を施してからヘッダ情報を編集する

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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