複数のCDNに、サイト閲覧者に攻撃が行われる脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2026.06.25(木)

複数のCDNに、サイト閲覧者に攻撃が行われる脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、複数のCDNプロバイダが、HTTPキャッシュポイズニングの影響を受ける問題が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月15日、複数のCDN(コンテンツデリバリネットワーク)プロバイダが、HTTPキャッシュポイズニングの影響を受ける問題が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.2。

CDNにホストされているWebコンテンツには、オリジンWebサーバやHTTPキャッシングソフトウェアがHTTPヘッダの無害化処理を行わなかった場合、悪意のある攻撃者によって、細工されたHTTPヘッダを含むHTTPリクエストを送信されると、悪意のあるコンテンツをレスポンスに含めてしまう。一度悪意のあるコンテンツが返されると、HTTPキャッシングソフトウェアによってコンテンツがキャッシュされ、そのキャッシュが削除されるか期限切れとなるまで、Webサイトの閲覧者に提供し続けることとなり、閲覧者の環境で意図しないスクリプトを実行させる等の攻撃が可能となる。

JVNでは、CDNの提供者に対し、次の処理を行うよう呼びかけている。
1:オリジンWebサーバへリクエストを送信する前に、適切なRFCに基づいたHTTPヘッダの検証・無害化処理を行う
2:X-Forwarded-Hostのような、CDNによって生成・確認されると捉えられている一部のヘッダがクライアントから送信されてきた場合は、コンテンツの無害化処理を施してからヘッダ情報を編集する

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

    KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

  2. 廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

    廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

  3. 「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

    「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

  4. Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに注意を呼びかけ

    Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに注意を呼びかけ

  5. 日本製鉄ホームページで不審な認証画面

    日本製鉄ホームページで不審な認証画面

ランキングをもっと見る
PageTop