制御システム向け製品「LAquis SCADA」に複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、LCDSが提供する制御システム向け製品「LAquis SCADA」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「LAquis SCADA Versions 4.3.1 およびそれ以前」には、情報漏えい(CVE-2020-10618)および、不適切な入力確認(CVE-2020-10622)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、権限を持たない第三者によって、機微な情報を窃取されたり、任意のファイルを作成される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》