ソニー製Bluetoothヘッドホンに勝手にペアリングされる脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、ソニーが提供するBluetoothヘッドホンにBluetoothペアリング処理に関する脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
脆弱性の影響を受ける製品は次の通り。
・WF-1000X
・WF-SP700N
・WH-1000XM2
・WH-1000XM3
・WH-CH700N
・WH-H900N
・WH-XB700
・WH-XB900N
・WI-1000X
・WI-C600N
・WI-SP600N
これらの製品には、第三者が当該製品とペアリングを行うことが可能になる脆弱性(CVE-2020-5589)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品を使用中に、Bluetooth の到達範囲にいる第三者によって当該製品とのペアリングが行われ、音量変更などの操作が行われる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版にアップデートするよう呼びかけている。
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