オンライン学習に潜む盗作やカンニングなどの不正行為を抑制(マカフィー)
マカフィーは2020年8月24日、マカフィー公式ブログで「休暇を終え学校へ:子どもたちがオンライン学習でサイバー不正行為を犯すリスクと対策」を公開した。オンライン学習に潜む盗作やカンニングなどの不正行為について、抑制する方法などを伝えている。
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「休暇を終え学校へ:子どもたちがオンライン学習でサイバー不正行為を犯すリスクと対策」では、米国内で課題となっている「オンライン学習に潜むサイバー不正行為」を取り上げている。
ブログによると、米国の一部の学校では、教師向けの通学を再開するためのガイドラインの一部として、サイバー不正行為に関する項目を追加。地区や大学レベルでもさまざまな対策がとられているが、すべての生徒(クラス内または自宅)のテスト要件を均等にする方法は現在進行中だという。
ブログでは、「従来のクラス内学習」「自宅からオンライン参加」「両方のハイブリッド」のいずれの学習方法を選択した場合でも、子どもたちを成功に導くためには実用的な方法があると指摘。サイバー不正行為を抑制する方法として、「期待について話し合う」「子どもの勉強を代行しない」「ホットなトピックを共有」「教師との連絡を密に」「子どもたちを観察」「進捗状況をモニタリング」「ソフトウェアを使用」「自分自身を護る」の8点をあげている。
具体的には、子どもの年齢に応じて不正行為を定義・認識させること、不正行為に関する最新情報を子どもたちと話し合うことなどが大切だとしている。ブログでは「子どもたちが今年どこで学習するかに関わらず、新しい学習形態を乗り切るためには家族全体での努力が必要」「保護者の役割は、大変重要」と述べている。
このほか、8月24日には「ラーニングポッドの生徒たちを安全に保つ方法」と題したブログも公開。同じ年齢の子どもがいる家族の小さな学習グループ「ラーニングポッド」について、米国での増加の動きやオンラインでの安全策などを紹介している。
オンライン学習に潜むサイバー不正行為、保護者ができる対策とは…マカフィー
《奥山直美@リセマム》
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