ウイルスバスター for Mac に複数の脆弱性、最新版へのアップグレードを呼びかけ | ScanNetSecurity
2021.01.17(日)

ウイルスバスター for Mac に複数の脆弱性、最新版へのアップグレードを呼びかけ

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月24日、トレンドマイクロ株式会社製ウイルスバスター for Mac の複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月24日、トレンドマイクロ株式会社製ウイルスバスター for Mac の複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

・CVE-2020-25778、CVE-2020-25779、CVE-2020-27014 および CVE-2020-27015
ウイルスバスター for Mac バージョン 9.0
ウイルスバスター for Mac バージョン 10.0

・CVE-2020-27013
ウイルスバスター for Mac バージョン 10.0

JVNによると、トレンドマイクロ株式会社が提供するウイルスバスター for Mac には、以下の複数の脆弱性が存在する。

メモリ情報の漏えい(CWE-200)(CVE-2020-25778)
Web 脅威対策機能のブロック回避(CVE-2020-25779)
情報漏えい(CWE-200)(CVE-2020-27013)
Web脅威対策機能における Time-of-check Time-of-use (TOCTOU)競合状態(CWE-362)(CVE-2020-27014)
エラーメッセージによる情報漏えい(CWE-209)(CVE-2020-27015)

想定される影響は、各脆弱性により異なるが、以下の影響を受ける可能性がある。

管理者権限を取得した第三者によって、ユーザの情報を窃取されたり、改ざんされたりする(CVE-2020-25778)
IDNホモグラフ攻撃に利用されている悪意のあるWebサイトが、当該製品のWeb脅威対策機能の許可リストに登録される(CVE-2020-25779)
コマンド実行権限を持つ第三者によって、機微な情報を窃取されたり、改ざんされたりする(CVE-2020-27013)
管理者権限を取得した第三者によって、カーネルパニックやシステムのクラッシュが引き起こされる(CVE-2020-27014)
管理者権限を取得した第三者によって、カーネルポインタやデバッグメッセージを窃取される(CVE-2020-27015)

JVNでは、ウイルスバスター for Mac バージョン 9.0を使用している場合は最新版へのアップグレードを、ウイルスバスター for Mac バージョン 10.0を使用している場合は、パッチを適用するよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

PageTop

特集

アクセスランキング

  1. 世界ではじめて脆弱性診断士資格「セキュリスト(SecuriST)」を作った三人の男

    世界ではじめて脆弱性診断士資格「セキュリスト(SecuriST)」を作った三人の男PR

  2. [更新] 福岡市職員が書類送検、ファイル共有ソフトで児童ポルノ動画拡散

    [更新] 福岡市職員が書類送検、ファイル共有ソフトで児童ポルノ動画拡散

  3. 保険代理店業務受託会社の顧客管理システムへ不正アクセス

    保険代理店業務受託会社の顧客管理システムへ不正アクセス

  4. kintoneに連携「kMailer」で不具合、送信ログとして別顧客の情報が流出

    kintoneに連携「kMailer」で不具合、送信ログとして別顧客の情報が流出

  5. 東京海上日動と連携、Microsoft Azureの障害やサイバー攻撃を補償

    東京海上日動と連携、Microsoft Azureの障害やサイバー攻撃を補償

  6. マイクロソフトが1月のセキュリティ情報を公開、一部脆弱性については悪用の事実を確認済み

    マイクロソフトが1月のセキュリティ情報を公開、一部脆弱性については悪用の事実を確認済み

  7. SPFにまだできること ~ オランダ徴税税関管理局が採用するフィッシングメール対策

    SPFにまだできること ~ オランダ徴税税関管理局が採用するフィッシングメール対策

  8. iPhoneに不審なカレンダーなどが表示される報告が相次ぐ(IPA)

    iPhoneに不審なカレンダーなどが表示される報告が相次ぐ(IPA)

  9. サイバー犯罪の検挙件数、2019年は9,542件に(警察庁)

    サイバー犯罪の検挙件数、2019年は9,542件に(警察庁)

  10. Sysinternals Suite PsExec において名前付きパイプのハイジャックによりSYSTEM 権限が奪取可能となる手法(Scan Tech Report)

    Sysinternals Suite PsExec において名前付きパイプのハイジャックによりSYSTEM 権限が奪取可能となる手法(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る