NECのサイバー演習 2日間 20万円 オンライン完結、CSIRTほか対象
日本電気株式会社(NEC)は1月5日、「実践!サイバーセキュリティ演習-インシデントレスポンス編-」をオンライン形式で提供開始すると発表した。
製品・サービス・業界動向
新製品・新サービス

同演習は、企業や官公庁などの情報システム管理者や情報セキュリティやCSIRTの担当者などに対し、サイバー攻撃の発見から対処・報告までの一連の流れを体験し、適切に対処するスキルを実際の攻撃事例に基づいて学習するオンライン演習。オンラインでも講師と受講者、受講者同士の双方向コミュニケーションが可能で、自宅からでもWebブラウザのみでクラウド上に構築した演習環境を用いて集合研修に近い演習を行うことができる。
同演習は初回は1月21日から22日の2日間にわたって実施し、受講料は200,000円(税抜)、Webから申し込みを受け付けている。演習スケジュールは下記を予定している。
1日目:
1.標的型攻撃(講義)
2.インシデントハンドリング(講義)
3.実習オリエンテーション(講義)
4.インシデントハンドリング実習
・検知・報告、問題個所の特定・隔離、ログ分析
2日目:
4.インシデントハンドリング実習
・被害状況の確認、フォレンジック等
5.インシデント報告書作成
・インシデント概要
・再発防止策の検討
・対応の見直し
同社では今後も、総務省やNICT など関連機関と連携しサイバー防御の演習やサービスを高度化するとともに、セキュリティ人材育成に向けた取り組みを広く展開し安全・安心で豊かな社会の実現に貢献するとのこと。
《ScanNetSecurity》
関連記事
この記事の写真
/
関連リンク
特集
アクセスランキング
-
世界ではじめて脆弱性診断士資格「セキュリスト(SecuriST)」を作った三人の男PR
-
カプコンへのランサムウェア攻撃、新たに16,406人の情報流出を確認
-
神奈川県と富士通リースがHDD盗難のクリスマス和解 ~ 賠償 4,097 万円 再発防止策差し引き和解金 2,369 万円で合意
-
kintoneに連携「kMailer」で不具合、送信ログとして別顧客の情報が流出
-
一体どうバランスを取るか? 高度なサイバー攻撃対策 & 日々のセキュリティ運用PR
-
ソフトバンク元社員 不正競争防止法違反容疑で逮捕、楽天モバイルに技術情報持ち出し疑い
-
#NoMoreFake 第3回「ファクトチェック」
-
マイクロソフトが1月のセキュリティ情報を公開、一部脆弱性については悪用の事実を確認済み
-
Sysinternals Suite PsExec において名前付きパイプのハイジャックによりSYSTEM 権限が奪取可能となる手法(Scan Tech Report)
-
IDC予測、2024年までのセキュリティ製品サービス市場規模