株式会社SHIFT SECURITYは1月13日、米SentryMark Inc.との資本業務提携による標準化・仕組化によるグローバル対応を実現し、柔軟性の高いセキュリティ監視サービスの提供を発表した。
セキュリティ会社提供の従来のSOCサービスでは、各社によって対応できる機器や環境が違う、最新のクラウド環境への迅速な対応が難しい、国内のセキュリティ人材不足により24時間365日体制構築が難しいなどの「柔軟性の課題」と監視センターの構築費・人件費がコストに大きく影響するなどの「コストの課題」が存在し、導入時に障壁があった。
SHIFTSECURITYはログの集積・管理センターを宮崎県に設置し、標準化・仕組化した海外SOCと連携することで複数のSOCを提供可能にし、グローバル対応で日本人オペレーターが海外SOCとの連携をはかり、顧客がSHIFT SECURITYを窓口に、複数のSOCをニーズに合わせて利用できる。
同サービスでは期間や規模、コスト等の多様なニーズに対応可能な柔軟性を実現し、需要が増加するクラウド監視でも、AWSやAzure、Google Cloudや特定業種向けのクラウド環境等のマルチクラウド対応を可能としている。
セキュリティ監視サービスは、営業時間のみ監視するシルバープランのSOC運用支援(オフィスのUTMやVPN機器)が75,000円から、クラウド監視(テスト環境と混在した本番環境)は100,000円からの提供となっている。