Netcommunity OG410XおよびOG810XシリーズにOSコマンドインジェクションの脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

Netcommunity OG410XおよびOG810XシリーズにOSコマンドインジェクションの脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月22日、Netcommunity OG410XおよびOG810XシリーズにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月22日、Netcommunity OG410XおよびOG810XシリーズにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

・東日本電信電話株式会社(NTT東日本)
VoIPゲートウェイ Netcommunity OG410Xa、OG410Xi、OG810Xa、OG810Xi ファームウェアVer.2.28およびそれ以前のバージョン

・西日本電信電話株式会社(NTT西日本)
事業所向けひかり電話対応アダプター Netcommunity OG410Xa、OG410Xi、OG810Xa、OG810Xi ファームウェアVer.2.28およびそれ以前のバージョン

 NTT東日本およびNTT西日本が提供するVoIPゲートウェイ/事業所向けひかり電話対応アダプターOG410XおよびOG810Xシリーズには、特別に細工された設定ファイルを読み込ませることで任意のOSコマンドが実行可能となる脆弱性が存在し、隣接ネットワーク上の攻撃者によって特別に細工された設定ファイルを読み込まされることで、システム上で任意のOSコマンドが実行される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートするよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  2. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  3. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  4. 大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

    大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

  5. 感染が確認された機器は一部サーバに限定 ~ ユーザックシステムへのランサムウェア攻撃

    感染が確認された機器は一部サーバに限定 ~ ユーザックシステムへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop