不正アクセス禁止法に基づくアクセス制御技術の募集を開始 | ScanNetSecurity
2025.11.28(金)

不正アクセス禁止法に基づくアクセス制御技術の募集を開始

警察庁、総務省、経済産業省は、アクセス制御機能に関する技術の研究開発情報の募集を開始したと発表した。これは、不正アクセス禁止法の規定に基づくもの。

製品・サービス・業界動向 業界動向

 警察庁、総務省、経済産業省は12月4日、アクセス制御機能に関する技術の研究開発情報の募集を開始したと発表した。これは、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」(不正アクセス禁止法)第10条第1項の規定に基づくもの。

 同項には、不正アクセス行為の発生状況およびアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況を毎年少なくとも一回公表するとしており、民間が自主的に行っているものも公表の対象としていることから募集を実施するもの。

 募集するアクセス制御技術は次の6種類。
1:侵入検知・防御技術
2:ぜい弱性対策技術
3:高度認証技術
4:インシデント分析技術
5:不正プログラム対策技術
6:その他アクセス制御機能に関する技術

 なお、対象技術は研究開発途中のものは含まず、すでに完成し実際に活用されているもの、または活用が可能なものに限るとしている。また、募集内容はアクセス制御技術の概要であり、製品名や商品名等ではないことに注意。

 募集期間は本日(令和5年12月4日(月))から、令和6年1月19日(金)までで、郵送による提出の場合も期限内での必着としている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 15 億円の身代金要求した疑い セキュリティ企業の社員が自らランサムウェア仕掛けたか

    15 億円の身代金要求した疑い セキュリティ企業の社員が自らランサムウェア仕掛けたか

  2. 社員の個人保有 PC がウイルス感染、業務で使用する認証情報が流出

    社員の個人保有 PC がウイルス感染、業務で使用する認証情報が流出

  3. コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

    コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

  4. 不正アクセスで公開停止した岡山県の PR サイトが復旧

    不正アクセスで公開停止した岡山県の PR サイトが復旧

  5. ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

    ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

ランキングをもっと見る
PageTop