Apache Tomcat に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2026.03.15(日)

Apache Tomcat に複数の脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月20日、Apache Tomcatにおける複数の脆弱性について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月20日、Apache Tomcatにおける複数の脆弱性について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

・CVE-2024-52316
Apache Tomcat 11.0.0-M1から11.0.0-M26まで
Apache Tomcat 10.1.0-M1から10.1.30まで
Apache Tomcat 9.0.0-M1から9.0.95まで

・CVE-2024-52317
Apache Tomcat 11.0.0-M23から11.0.0-M26まで
Apache Tomcat 10.1.27から10.1.30まで
Apache Tomcat 9.0.92から9.0.95まで

・CVE-2024-52318
Apache Tomcat 11.0.0
Apache Tomcat 10.1.31
Apache Tomcat 9.0.96

 The Apache Software Foundationが提供するApache Tomcatには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・認証プロセス中に失敗を示すHTTPステータスを明示的に設定せずに例外をスローするようなカスタマイズをされたJakarta Authentication(旧称JASPIC)ServerAuthContextコンポーネントを使用するように設定している場合、認証プロセスをバイパスされる問題(CVE-2024-52316)
→認証が失敗せず、認証プロセスをバイパスされる

・HTTP/2リクエストで使用されるリクエストおよびレスポンスの不適切なリサイクルの問題(CVE-2024-52317)
→ユーザー間でHTTP/2リクエストとレスポンスが取り違えられる

・プールされたJSPタグが使用後に解放されず、一部のタグの出力がエスケープされなくなる問題(CVE-2024-52318)
→エスケープされないJSPタグの出力により、クロスサイトスクリプティング(XSS)を引き起こされる

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお本脆弱性は、下記のバージョンで修正されている。

・CVE-2024-52316、CVE-2024-52317
Apache Tomcat 11.0.0
Apache Tomcat 10.1.31
Apache Tomcat 9.0.96

・CVE-2024-52318
Apache Tomcat 11.0.1
Apache Tomcat 10.1.33
Apache Tomcat 9.0.97

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

    奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

  2. 個人情報流出のある誤送付は 11 件 ~ 横浜市立大学 令和 7 年度 第 3 四半期における事務処理ミスを公表

    個人情報流出のある誤送付は 11 件 ~ 横浜市立大学 令和 7 年度 第 3 四半期における事務処理ミスを公表

  3. クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

    クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

  4. L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解

    L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解PR

  5. ガートナー、ランサムウェア攻撃対策として国内企業が取るべき 4 つのアクションを発表

    ガートナー、ランサムウェア攻撃対策として国内企業が取るべき 4 つのアクションを発表

ランキングをもっと見る
PageTop