Ransome 本音と建前「身代金は払ってはいけない」 | ScanNetSecurity
2026.07.17(金)

Ransome 本音と建前「身代金は払ってはいけない」

 サイバー保険は本来サイバーインシデント全般に対する事業継続性を支援するためのものだ。Anscombe 氏は「それまでサイバー保険は収支はトントンで、手探りの状態で運営されていた。しかし、2018 年、19 年ごろにランサムウェアの被害が拡大し始めたとき、多くのサイバー保険は赤字に陥った。保険金の支払が急激に膨らんだからだ」という。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
ランサムウェアの身代金は支払うべきか否か?
ランサムウェアの身代金は支払うべきか否か? 全 3 枚 拡大写真

 ランサムウェアの身代金は支払ってはいけない。とされる。一義的な理由は、犯罪者や反社会勢力への資金供給となるからだ。だが本当だろうか。いまでも大規模なランサムウェア被害では、企業が身代金を払った、払わないが議論の的になることがある。

 個別事案の詳細や支払いの有無は、外部からは決してわからないが、この問題についての講演が 2024 年 5 月「ESET WORLD」で行われた。スピーカーは ESET チーフセキュリティエバンジェリストの Tony Anscombe 氏。講演はサイバー保険に関するものだったが、現状この話題はどうしてもランサムウェアの身代金の話になる。


《中尾 真二( Shinji Nakao )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 近畿大学薬学部の教員が個人情報が記載されたファイルをGoogleドライブ上で誤って学生に共有

    近畿大学薬学部の教員が個人情報が記載されたファイルをGoogleドライブ上で誤って学生に共有

  2. フィルタを解除すると全員のデータが閲覧可能なファイルを誤送信

    フィルタを解除すると全員のデータが閲覧可能なファイルを誤送信

  3. 村田製作所 IT環境への不正アクセス、自動車保険の顧客情報一部が外部に漏えい

    村田製作所 IT環境への不正アクセス、自動車保険の顧客情報一部が外部に漏えい

  4. 日本交通が不正アクセスでシステムを緊急遮断、タクシー配車やハイヤー予約等に一部影響

    日本交通が不正アクセスでシステムを緊急遮断、タクシー配車やハイヤー予約等に一部影響

  5. 高速バスに乗ったら運転士から私的なショートメール ~ 予約データを運行管理者から不正取得

    高速バスに乗ったら運転士から私的なショートメール ~ 予約データを運行管理者から不正取得

ランキングをもっと見る
PageTop