Ransome 本音と建前「身代金は払ってはいけない」 | ScanNetSecurity
2026.03.16(月)

Ransome 本音と建前「身代金は払ってはいけない」

 サイバー保険は本来サイバーインシデント全般に対する事業継続性を支援するためのものだ。Anscombe 氏は「それまでサイバー保険は収支はトントンで、手探りの状態で運営されていた。しかし、2018 年、19 年ごろにランサムウェアの被害が拡大し始めたとき、多くのサイバー保険は赤字に陥った。保険金の支払が急激に膨らんだからだ」という。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
ランサムウェアの身代金は支払うべきか否か?
ランサムウェアの身代金は支払うべきか否か? 全 3 枚 拡大写真

 ランサムウェアの身代金は支払ってはいけない。とされる。一義的な理由は、犯罪者や反社会勢力への資金供給となるからだ。だが本当だろうか。いまでも大規模なランサムウェア被害では、企業が身代金を払った、払わないが議論の的になることがある。

 個別事案の詳細や支払いの有無は、外部からは決してわからないが、この問題についての講演が 2024 年 5 月「ESET WORLD」で行われた。スピーカーは ESET チーフセキュリティエバンジェリストの Tony Anscombe 氏。講演はサイバー保険に関するものだったが、現状この話題はどうしてもランサムウェアの身代金の話になる。


《中尾 真二( Shinji Nakao )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

    奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

  2. 白梅豊岡病院へのランサムウェア攻撃、ダークサイト上に利用者や家族等のフルデータを公開

    白梅豊岡病院へのランサムウェア攻撃、ダークサイト上に利用者や家族等のフルデータを公開

  3. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、約 496,000 名分の個人情報が漏えいした可能性を否定できず

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、約 496,000 名分の個人情報が漏えいした可能性を否定できず

  4. 穴吹興産へのランサムウェア攻撃、リークサイトでの掲載を確認

    穴吹興産へのランサムウェア攻撃、リークサイトでの掲載を確認

  5. 空港システムの「ロンリープログラマー」募集 ~ 航空インフラの命運をたった 1 名に託す英政府の神経

    空港システムの「ロンリープログラマー」募集 ~ 航空インフラの命運をたった 1 名に託す英政府の神経

ランキングをもっと見る
PageTop